マシンは一昨年6月に発表されたように、バンク角100度のV型12気筒、5、5リッターディーゼルエンジンを搭載する「908」。1992年と1993年を2連覇したプジョーの、最新マシンであります。
プジョー・スポール・ディレクターのバルジュ氏は「2007年はプジョー・スポールにとって、本当の意味で再出発の年になるだろう。我々は、僅か1年余りでチームを再編し、908のシェイクダウンを行った。目標は、今後さまざまなサーキットで908を進歩させ、開発を進め、2008年シーズンに備えて勝てるレベルまでマシンの性能を高めることだ。したがって2007年は、性能と耐久性をできるだけ高いでベルで両立させることに奮闘する年になるだろう」とコメントしています。
これで面白くなるのはアウディとのディーゼル対決。昨年のル・マン24時間で、アウディR10がディーゼル初優勝を飾ったのは記憶に新しい。ディーゼルは燃費の面でも有利だし、低回転で極太のトルクを出す。もちろんそれに対応したトランスミッションが必要となりますが、ギヤチェンジが少なくて済み、ドライバーの負担も軽減される。何より、低回転から太いトルクを出すのは運転のし易さという面で大きいはず。高回転を多用しなくていいのは、耐久性でも有利なはずですから。
ダカールラリーでもVWのディーゼルが活躍したように、モータースポーツ業界でディーゼルが活躍し始めている。となると、そろそろハイブリッドの本格的なモータースポーツ参戦も出てきてほしいところですね。まぁ、レギュレーションが色々大変そうですけど。(新美)

