もちろんこの時期のテストでは他チームは実力を出し切っていないし、そもそもテストとはタイムを出す事が1番の目的ではない。まして今回の場合ステアリングを握っていたデビッドソン選手が、燃料を減らして真剣にタイムアタックしたというから、そこまで価値のあるものには見えないかもしれません。
けれどスーパーアグリにとっては大きな意味がある。昨年の今頃を考えると、スーパーアグリはテストすることさえもできない状態だった。それを考えるとキッチリとテスト出来て、しかもファステストを記録できたことは素晴らしいことではないでしょうか。
参戦1年目となった昨年は、レッドブルやトロロッソなどにも先を行かれプライベーター勢の中で最下位だった。しかしながら新型シャシを投入した後は徐々にパワーアップ。ブラジルGPではトロロッソやレッドブルを破るほどに進化していました。今年はホンダの大きな助けも借りて、さらにパワーアップしてくるはず。今回のファステストに関してはかなり贔屓目ですけど、それでもやはり期待してしまいます。
今年のF1初戦は3月18日に決勝が行われるオーストラリアGP。今から楽しみですね。(新美)

