2007年01月11日
ディーゼルの呼び名が変わる?
近い将来には「日本でもディーゼルエンジンがハイブリッドと並ぶ省資源や環境保護の面においての基幹技術となる」という予想を多く聞くようになっている昨今、“ディーゼルエンジン”に新しい呼び名が付くことになるかもしれない。デトロイトモーターショーの会場でホンダの福井社長が「ディーゼルには偏見があるので、ディーゼルという言葉を使わない方が良いかもしれない」と記者団に発言したのである。欧州では二酸化炭素の排出が少ないディーゼルエンジンは高いスピード域での燃費の良さもあって、「環境に優しい」というイメージが強く、大人気となっている。しかし、日本では未だに以前の「非力、うるさい、汚い」といった悪い印象を持つ人も多く、せっかく高性能なディーゼルエンジンを投入しても認知されないことは十分に考えられる。加えて、今のところアメリカと日本向けにはディーゼルエンジンを設定していないホンダがディーゼルエンジンの新しいネーミングを作れば、「ホンダが今までとまったく違ったエンジンを作った」ということにつながり、ディーゼルエンジンのイメージ向上に貢献する可能性は大いにありそうである。ホンダが2009年から北米と日本で実施される厳しい排ガス規制(ガソリンエンジン並みのクリーンさを求められる)をクリアするディーゼルエンジンを新しい名前で市場に投入したときには、内燃機関の大革命が起こるかもしれない。(永田)

