2007年01月08日

45万円の超小型自動車

静岡大学工学部の中村教授などが中心になって、超小型自動車が開発されています。このクルマは全長1700mm/全幅800mm/全高1500mm。面白いのはその車輪数で、通常走行時は2輪なのに対し、低速時や停止時は車体を安定させるため後輪の両サイドに小さなタイヤが出現。4輪になります。イメージとしては自転車の補助輪みたいなものですね。

後輪駆動で、ガソリンエンジンを搭載して走行実験を重ねる予定。ただし実用化に向けては蓄電池を搭載させ、電気自動車にする計画もあるとのこと。自動2輪と同じく、2人乗車する場合は前後に分かれて乗ります。ドアや屋根も付いており、自動2輪のボディ&補助輪付きビークルと考えれば良いでしょう。

問題は衝突安全性を含めた車体剛性ですが、自動車メーカーなどの試作品を手がける高柳工業所が中心となり、鋭意開発中だそう。4輪自動車として考えれば一般乗用車と同じ衝突安全性を確保するのは難しいですけど、2輪と考えれば屋根やドアがある分安全性は高いはず。

この乗り物のメリットは小回りが利いて、環境にも優しいこと。車体が小さい(一般の乗用車に比べ、体積は4分の1ほど)のに加え、車重も10分の1ほどに収まるということですから。中村教授は「単純計算だが、渋滞距離は現在の4分の1に減る。将来は燃料電池の搭載も考えたい」とコメント。軽自動車よりもさらに小さな次世代街乗り専用ビークルとして期待されます。

価格は1人乗り(原付免許で乗車可能)が30万円前後。2人乗り(普通車免許が必要)なら45万円前後を想定しているそう。雨や寒さに強く、かつ2輪車の機動性を備えているこのクルマは、2月1日〜2日にグランドホテル浜松で開催される「はままつメッセ2007」に出展される予定です。(新美)

http://www.hamatech.or.jp/messe2007/messe2007.html
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