減少したのは死者数だけでなく、事故自体も88万6703件と昨年より4万7125件減少。とはいえそれでも1日当たり2429件ほど事故が起きていることになる。負傷者数も109万7591人と、5万9042人減少しています。
メーカーの自動車安全性向上努力や、飲酒運転の減少が事故&死亡者減少に一役買っているのでしょう。ただ、死者数はともかく負傷者数や事故発生件数はまだまだ少ないとはいえない。飲酒運転に対する厳罰化や後席シートベルトの装着義務化、さらにはユーザーの安全意識向上でさらなる減少が望まれます。
日本よりも交通事故が深刻なのは中国。中国は自動車市場が日本を抜いて世界第2位になりそうなど、自動車の普及が目覚ましい国。しかしクルマが増えれば増えるほど事故もまた増えており、2000年代に入ってから昨年までは常に交通事故死者数が9万人を超えていました。いくらクルマが多いとはいえ、この数字は大き過ぎるといえるでしょう。
では中国の今年はどうだったかと言うと、交通事故死者数は8万9455人で2000年以来初めて9万人を下回っています。事故件数は日本より少なく37万8781件。事故は少なくても死者数多いということは、まだ安全なクルマ社会に程遠いということ。特に歩行者とクルマの事故が多いのではないでしょうか。(新美)

