はじめに今年の販売台数の見込みからお伝えしよう。毎月のように不調が報道されていた登録車の販売台数は前年比93.6%の314万5千台となる見込み。落ち込んだ理由は、景気回復と言われてはいるが実感している人は少なく、消費マインドの改善が見られなかったことやガソリン高騰の影響で軽自動車への乗り換えが増えたためと分析している。
反対に好調が伝えられていた軽自動車は乗用車が150万台(前年比108.1%)、商用車も51万7千台(前年比96.3%)を販売し、合計で200万台突破となる201万7千台の販売見込みだ。理由としては登録車からの乗り換えの増加(登録車の販売が落ちているのと密接な関連)、ニューモデルが多かったことが挙げられている。
今年については軽自動車の販売増加という明るい話題もあったが、来年の見通しはそれほど明るいものではない。登録車の販売台数の見通しは景気回復や軽自動車ブームが落ち着き、小型車を買うユーザーが増えると予想され、今年から微増となる315万台(06年比100.2%)となっている。しかし、軽乗用車ガソリン価格の安定化、今年ほどニューモデルが出ないという理由で今年より若干減少する148万3千台(06年比98.9%)の販売が見込まれている。
薄れていく自動車への関心、乗り換えサイクルなどで国内販売は厳しい時期がしばらく続くと予想するしかないが、何とかこの寂しい状況を打破するためにも各メーカーには魅力的な新型車の投入を願いたい。(永田)
http://www.jama.or.jp/stats/outlook/20061221/index.html

