2006年12月22日

死亡者、負傷者ともに減少傾向

警察庁は「2006年中の交通警察活動の概況」を発表しました。それによると今年の交通事故死者数は12月19日の時点で6097人。今年の見通しとして交通事故死亡者数は6年連続で減少し、6000人台前半となる見込みです。昨年1年間の交通事故死亡者数は6871人。大幅な減少と言えます(仮に400人以上死亡者を減らせたら、平均して1日1人は死ななくて済んでいるという計算)。ちなみに6000人台前半だった場合、1955年以来51年ぶりの低水準になるとのこと。

交通事故の発生件数と負傷者数はどうなのか。死なずに済んでいるだけで、事故自体が減っていなかったら、やはり問題であります。もちろん亡くなってしまうよりはいいけれど……。警察庁によると、今年の交通事故数は昨年を下回っているそう。それでも11月末時点の交通事故発生件数は80万3022件で、負傷者は99万5206人。まだまだ多いです。

警察庁は死者数減少について「シートベルトの着用率向上や歩行者の信号無視などが減ったことに加え、飲酒運転による事故が社会問題かしたことが全体の運転マナー向上につながったのでは」と分析しています。

この分析を聞いて半分は理解できるものの、納得できない部分も。それはメーカーの努力を評価していないこと。自動車メーカーはクルマの安全性を上げるために多大な開発費を投じています。それは環境問題にしてもそう。事故が大きく減らず、死亡者だけがどんどん減っているのは、そりゃもちろんシートベルトの着用率向上だって効果ありますけど、クルマ自体の衝突安全性が高まっていることもかなり大きいでしょう。

死亡者が減ったのは嬉しいこと。事故ももっともっと減ってほしい。けれどそれだけはなく、国はもっと自動車メーカーの功績を認めるべきではないでしょうか。(新美)
posted by Carmode at 12:02| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする