盗難被害を場所別に見てみると、やはり駐車場がダントツでトップ。2番目は道路上で、3番目に一般住宅となっています。ただ、駐車場での盗難がトップとはいえ、その被害件数は大幅に減少している。道路上と一般住宅の被害件数はそこまで変わりませんから、今回の盗難被害減少は、駐車場での被害が減ったのことによるものだと思われます。
県別に見ると、愛知県が大きく減少。1月〜11月の盗難件数では、昨年1年間と比較して44、2%とも減少しているのです。それから埼玉も38、9%マイナス。なかなか頑張っています。
ではなぜ盗難が減ったのか。これはもう「イモビライザー」が普及しているからではないでしょうか。最近の新型車は、高級車でなくてもイモビライザーを装着している。標準ではなくてもオプションで選べるし、値段も手頃。そして駐車場盗難は、イモビライザーが装着されているとかなり防げます。それから防犯意識の向上もあるかもしれない。愛知県などは、盗難被害件数ナンバー1の常連であるため、色々なところで防犯を呼びかけてきた。県によって減少傾向が大幅に異なるというのは、地方自治体の努力によって防犯意識に差が出たからかもしれません。
盗難する側としては、古いクルマはあまり価値ないし、でも新しいクルマや高いクルマはイモビライザーや他の盗難防止装置付いていて盗みにくい。結果として盗難減ったということでしょう。加えて最近の超高級車などでは、自分のクルマの位置をGPSで追跡できたりするなど、最先端の技術を使った装置もある。
となると一番怖いのはユーザーの油断。キーをつけっぱなしにしたり、「自分のクルマは大丈夫」なんて思っていたら、盗まれないものも盗まれてしまいます。盗難が減ったことは大歓迎。でも、今後も気を引き締めていきましょう! (新美)
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