2006年12月17日

マツダ、4700台を廃棄へ

皆さんは9月にお伝えした船舶トラブルのニュースを覚えていらっしゃるでしょうか? 今年7月、マツダ車4700台あまりを積載していた自動車運搬船が、バラスト水交換時に60度もの異常傾斜を起こし、1ヶ月以上も傾斜したままの状態であったニュースです。

積載されていたクルマは大部分がアクセラで、CX−7やRX−8、ロードスターなどもあったそう。マツダは当初、積載されていた4700台について修復可能なものは中古車として販売し、修復不可能なものについては廃棄するという意向でした。

今回改めてこのニュースをお伝えするのは、マツダがそれら4700台について、全てを廃棄すると決定したから。中には見た目新車同様のものもあるそうですが、品質が保証できないことから廃棄に至ったようです。

損害額は推定100億円以上。大部分は保険でカバーされるだろうけど、それでもマツダの被害額は小さくないでしょう。

ただ、損害はあってもこの処置は賢明だと思います。過去に他のメーカーで同様の例がありましたけど、中古車として販売した。しかしながら故障多かったという話です。見た目は新車同様でも、傾いたままの状態で1ヶ月以上置かれていたでは、サスペンションなどクルマにとって良くないですから。何かしら不調が出る可能性は拭いきれません。

マツダは最近世界中で勢いを増している。ここでもし廃棄せず販売して変なトラブルが発生したら、ブランドイメージは失墜します。金銭的な被害はあるだろうけど、長い目で見るといい選択なのではないでしょうか。海外でマツダのブランドイメージは確保されていますから、それを無駄にしないためには、最良の処置だと言えそうです。(新美)
posted by Carmode at 08:54| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする