2006年12月12日

大改革? スバルワールドラリーチーム

12日、スバルワールドラリーチーム(通称SWRT)のプレスコンファレンスが行われました。全16戦のうち優勝回数0回と、ここ数年見られなかった不振の今季を総括し、来季への展望を述べた今回の会見。以下、内容をお伝えしましょう。

まず今季不振だった理由について。STIの桂田社長によると「マシンの開発」に問題あったそう。マシンそのものだけでなく開発組織やその仕組み、そしてそれらに携わる人々にも問題があったと桂田社長は述べました。これは容易ならぬ問題。チームワーク自体に問題があったのかもしれません。

もちろんラリーカーにも問題あった。慢性的なトラクション不足に悩まされた上、冷却系なども過酷な環境下で十分な機能を果たせず。ドライバーが気持ちよく運転できるマシンではなかったようです。

SWRTはそうした問題を踏まえ、組織からマシン開発において改革を実行中。チーフデザイナーを変更したり、サスペンションジオメトリーを変更したりと着々と来季へ向かって進行しているようです。

会場にはアトキンソン選手も来ており、来季のマシンについて「かなりいい。自信を持って走ることができるマシン」と、好感触を掴んでいるよう。新型マシンは3月9日から開催される第4戦のメキシコから投入される予定です。

アトキンソン選手とともに会場を訪れた新井選手は「今季は開幕戦のトラブルを最後まで引きずってしまった。PCWRCで走り始めて一番悪かったとも思えるシーズンだった。来季は厳しい戦いが予想されるが、優勝目指して頑張りたい」とコメント。三菱の強烈な巻き返しと、スーパー2000の参入によってかなり激戦となりそうな来季のPCWRC。新井選手にはぜひとも昨季のような元気いっぱいの走りを見せてほしいものです。

スバルは来季よりタイヤメーカーをピレリからBFグッドリッチにチェンジする。ピレリは大雨のターマックなど特別な状況で強みを見せるメーカーだった。それがBFグッドリッチになることでどう変わるのか? こちらも大いに注目できるポイントです。

今季は最悪とも言える成績。となれば今季より悪いことはまずないでしょう。日本のラリーを背負って立つスバルですから、来季はローブ選手・グロンホルム選手・ソルベルグ選手の三つ巴と、アトキンソン選手・ソルド選手・ヒルボネン選手の三つ巴の2つを見せてくれることを願います。(新美)
posted by Carmode at 21:47| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする