とは言っても、道路特定財源の一般財源化については、多くが反対意見だったよう。石原伸晃道路調査会長は「現行の税率を維持しつつ、一般財源化を前提にして見直しを行い、納税者の理解を得ながら年内に具体案を取りまとめる」との方向性を打ち出していますが、複数の議員からまだまだ道路に投資すべきだとの意見が相次ぐなど、逆風が吹き始めています。
石原伸晃道路調査会長にとっては父にあたる、東京都知事の石原慎太郎知事は全国街路事業促進協議会(全国約1000の都道府県や市町村で構成される会)の代表として一般財源化に大反対の姿勢を表明しており、親子で立場が全く逆という、何とも複雑な状況。ただし、道路関係と条件を付けた上で、もう少し使途を拡大してはという上手な妥協案(?)も意見として出ているなど、解決の糸口も見つかりそうな気配。
最近道路特定財源の一般財源化についてはあまり報道されないけれど、それは決して一般財源化がなくなったワケではなく、ちょっと先送りにされただけのこと。これから年末にかけて政府は一般財源化決定に向け動きを大きくしていくでしょうから、しっかりと見張っていなければなりません。(新美)

