渡辺社長のコメントにもある通り、テキサス工場では新型ピックアップトラック「タンドラ」が生産される。生産能力は年間20万台。日本メーカーの北米市場における活躍は凄まじいですが、一方でピックアップトラックに関してはまだまだビッグスリーが元気。そこへトヨタが殴り込みをかけようと言うのです。
それにしても最近のトヨタの北米での活躍は、目を見張るものがある。来年から富士重工の生産拠点SIAを使ってカムリ生産能力を上げ、さらにメキシコの生産拠点でも年間2万台生産台数を増加させる。再来年にはカナダでも新しい生産拠点を稼働させることで、現在175万台の北米生産能力を、2008年には202万台にまで引き上げる予定です。また輸出も増加。トヨタの北米への輸出は上半期で40万台ほどでしたが、今年はすでに70万台を突破。輸出もスゴい勢いで伸びています。
一方でアメリカではビッグスリーを保護する風潮も出てきている。ビッグスリーの首脳がブッシュ大統領と会談して、日本メーカーの利益を押し上げている円安について是正行動をとるよう進言したのです。大統領がその要望に即座に頷いたわけではありませんが、ビッグスリーの不調は国を動かす事態にまでなろうとしています。
あまりに日本メーカーが好調だと、それはそれでまた新たな問題を生むかもしれない。けれどもユーザーはやはり正直。いいものが売れ、時代にそぐわないものは売れない。当たり前の、あるべき姿だと思います。(新美)
http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Nov/nt06_1114.html

