2006年11月12日

依然厳しい。最新のシートベルト着用率

JAFは警察庁と合同で、10月1日〜10日の期間に自家用乗用車等の「シートベ ルト着用状況全国調査」を実施し、今回その集計結果を発表しました。調査は全国の一般道780箇所と高速道等105箇所の計885箇所で実施。合計で50万人近い人が調査対象となりました。

では調査結果を見てみましょう。まずはドライバーの着用率から。ドライバーのシートベルト着用率は一般道で93、8%(前年比1、4%増)、高速道等で98、2% (前年比0、5%増)とそれぞれプラス。絶対的人数が多いため割合的には低くても、まだまだ未着用の人の数は多いです。まぁでもこれくらいの数字を記録すれば万々歳でしょうか。何より飲酒運転など他人に重大な被害を与えることはないだけ、まだマシかも。

一方の助手席はどうか。運転席での着用率ほど高くはないけれど、それでも一応義務化されているだけに、高速道路で93、0%という高い数字を記録している。一般道ではあまり危険を感じないのか、着用率は83、4%まで下がりますけども……。

問題なのが後席シートベルトの着用率。高速道等での着用率は12、7%と昨年の9、8%より向上が見られるものの、一般道になると7、5%と昨年の8、1%より0、6%も低下している。というか、低下自体も問題ですが、まだまだ着用率が低過ぎる感じがします。意識が低いのか、それとも危険を感じないからなのか。とにかくこれは大問題であります。

警察庁は、今後5年間で後席シートベルト着用率50%を目指すという。これ、義務化をしないで実現するのはとても難しい数字。だって装着義務化のチャイルドシートだって、装着率は50%に満たないのですよ(JAFによれば、今年4月に行った調査では装着率49、4%)。そう簡単にはいかない数字であります。それを義務化もしないで達成しようというのは、無理というものではないでしょうか。

個人的に思うのは、そもそも後席シートベルトはチャイルドシートより先に義務化すべきものだということです。だって、チャイルドシートみたいにユーザーへ金銭的負担をかけることなく、安全性を向上させることができるではないですか。これほど素晴らしいことはないと思います。義務化に対し明確に反対できるような理由もないし。なぜ義務化されないのか不思議であります。

非着用の場合、着用している時の4倍にも死亡率が跳ね上がると言われる後席シートベルト。後席中央座席の3点式シートベルト設置が義務化されたのだから、そろそろ着用自体の義務化も具体的に検討すべきではないでしょうか。いくら3点式が設置されても、着用しなければ意味がありません。そういえば、後席に座るお偉方が、シートベルトを着用している姿ってあまり見たことがない。役人の人々などが率先して着用し、義務化に動き出してほしいものです。(新美)

http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2006_23.htm
posted by Carmode at 08:41| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする