スズキとダイハツの前年同月比はそれぞれ90.7%と95.2%。軽自動車業界の2強が前年同月比を下回ってしまった理由は、おそらくスズキが生産台数の調整しているため(海外を中心に需要の増えている小型車の生産台数を増やす対策)。ダイハツは10月にモデルチェンジした新型ムーヴの供給が本格化していないからだろう。スズキは生産台数が限られているから販売台数が増加するとは考えにくいものの、ダイハツは新型ムーヴが発売2週間で1万2千台の受注を集めており、11月の販売がどのくらい伸びるか興味深い。ホンダは前年同月比98.5%とほぼ横ばい。今年3月に投入されたゼストの人気が一段落したということか?
逆に前年同月比で100%越えしたのが三菱(143.4%)、スバル(117.8%)、日産(154.2%)の3社。それぞれ、eKシリーズ、ステラ、オッティという新型車が投入された効果なのだろう。加えて、三菱には10月に追加されたアイのNA仕様、日産にも12月に加わると噂されている新しい軽自動車(アルトか11月初めに発売されるセルボのOEMバージョンと噂されている)という武器もあり、今後も拡販を期待できそうだ。
なお、軽自動車の今年1月から10月までの累計販売台数は約170万3000台。以前から言われていることながら、年間販売台数200万台オーバーはほぼ確実となった。軽自動車の市場はいったいどこまで伸びるのだろう?(永田)
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