2006年10月30日

WRCオーストラリア、3つの快挙が達成

ヒルボネン選手(フォード)とソルベルグ選手による優勝争い、グロンホルム選手(フォード)がローブ選手(シトロエン)のタイトル決定を阻止できるか? に注目が集まったWRC第13戦オーストラリアはすべての日程を終了した。6つのSSが設けられた第3レグではヒルボネン選手、ソルベルグ選手ともに3回のSSトップタイムを記録し、第2レグから2人のギャップはそれほど変わらない展開に。結果、ヒルボネン選手がWRC初優勝を飾った。新しいウィナーの誕生を祝いたいところである。惜しくも2位に敗れたソルベルグ選手もスバル勢としては久しぶりの表彰台だった上、SSトップタイムもたくさんマークしているので今後に期待を持てそうだ。3位、4位にはストール選手(プジョー)、ローブ選手の代役ポンズ選手が続いた。

注目のグロンホルム選手は第2レグ終了時点の7位から5位まで順位を上げた。しかし、ローブ選手にタイトルを決定させないためは最低でも3位に入ることが条件だったため、ローブ選手が2戦を残し04年、05年に続く3回目のドライバーズチャンピオンを獲得。WRC最多勝ドライバーであるローブ選手にとってはカンクネン選手、マキネン選手の持つ4回のWRC年間チャンピオン最多記録を破るのが次の目標になりそうである。

併催のPCWRCはラトバラ選手(スバル)が初優勝。2位、3位にもスバルのティスコネン選手、ヘリッジ選手が入り、スバル勢の1−2−3フィニッシュとなった。日本の奴田原選手はタービンと思われるトラブルが発生。苦しみながらもクラス8位で完走した。なお、新井選手は残念ながら第2レグ終盤の横転でリタイアしている。

オーストラリアを終えてのPCWRCのポイントは、アルアティアー選手38ポイント対奴田原選手31ポイントに。PCWRCチャンピオンの権利があるのはこの2人だけなので、次戦のニュージーランドがタイトル決定戦となる。奴田原選手の逆転チャンピオンを獲るためには、奴田原選手が優勝ならアルアティアー選手7位以下、2位だったらノーポイントというのが条件。非常に厳しい状況だが、頑張って欲しいところだ。

11月17日から始まる次のニュージーランドは、キャンバーの付いたコーナーをジェットコースターのように駆け抜けるのがドライバーに人気となっているラリーだ。PCWRCのチャンピオン争いやローブ選手が復帰できるか? といったことに注目したい(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2005/16/3.asp


posted by Carmode at 00:01| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする