注目のグロンホルム選手は第2レグ終了時点の7位から5位まで順位を上げた。しかし、ローブ選手にタイトルを決定させないためは最低でも3位に入ることが条件だったため、ローブ選手が2戦を残し04年、05年に続く3回目のドライバーズチャンピオンを獲得。WRC最多勝ドライバーであるローブ選手にとってはカンクネン選手、マキネン選手の持つ4回のWRC年間チャンピオン最多記録を破るのが次の目標になりそうである。
併催のPCWRCはラトバラ選手(スバル)が初優勝。2位、3位にもスバルのティスコネン選手、ヘリッジ選手が入り、スバル勢の1−2−3フィニッシュとなった。日本の奴田原選手はタービンと思われるトラブルが発生。苦しみながらもクラス8位で完走した。なお、新井選手は残念ながら第2レグ終盤の横転でリタイアしている。
オーストラリアを終えてのPCWRCのポイントは、アルアティアー選手38ポイント対奴田原選手31ポイントに。PCWRCチャンピオンの権利があるのはこの2人だけなので、次戦のニュージーランドがタイトル決定戦となる。奴田原選手の逆転チャンピオンを獲るためには、奴田原選手が優勝ならアルアティアー選手7位以下、2位だったらノーポイントというのが条件。非常に厳しい状況だが、頑張って欲しいところだ。
11月17日から始まる次のニュージーランドは、キャンバーの付いたコーナーをジェットコースターのように駆け抜けるのがドライバーに人気となっているラリーだ。PCWRCのチャンピオン争いやローブ選手が復帰できるか? といったことに注目したい(永田)
http://www.subaru-msm.com/wrc2005/16/3.asp

