ローブ選手のタイトルにただ1人マッタをかけられる存在でありながら、SS3での転倒で11分近いロスをしてしまったフォードのグロンホルム選手は第2レグでは3つのSSトップタイムを記録するなど完全に復調。順位も7位まで回復した。グロンホルム選手のタイムとPCWRCクラスの上位陣とのタイムを比べると、だいたいグロンホルム選手の方が1キロあたり2秒から3秒速いため、ゴールまでに2台先行しているPCWRC勢をかわして5位まで上がるのは確実だろう。しかし、4位までにリタイアがない限り、ローブ選手にタイトルを決めさせないための条件である3位以上でのフィニッシュはかなり難しい。このままだと、ローブ選手のチャンピオン決定がかなり濃厚だ。
併催のPCWRCは第1レグ終了時にクラス2位につけていた新井選手が第2レグ途中からクラス1位に浮上したが、SS17で転倒。残念ながらレグから撤退となってしまった(第3レグに復帰できるは今のところ不明)。新井選手のレグ撤退でリガト選手(三菱)、ラトバラ選手(スバル)、ティスコネン選手(スバル)の順である。奴田原選手もクラス6位に順位を上げた。しかし、クラス5位のバルダッシ選手(三菱)とは2分の以上の差があり、これ以上順位を上げるのはライバルに何か起きないと厳しいだろう。
第3レグは6つのSSで行われる。優勝争い、3位争い、PCWRCのポイント、そしてチャンピオンが決まるのか(ローブ選手はタイトル決定に備えてオーストラリアに来ているのだろうか?)など見所満載である。(永田)
http://www.subaru-msm.com/wrc2006/14/2.asp

