レースは上位陣こそ順当なスタートを切ったものの、オープニングラップで5台ものマシンが姿を消すという波乱含みの中始まった。レース序盤はポールシッターの小暮卓史選手(ARTA)、予選2番手でチャンピオンに大手をかけているブノワ・トレルイエ選手(mobilecast IMPUL)、スタートでポジションを上げた本山哲選手(arting IMPU
L)が等間隔で続く展開。
しかし、13周目にトップを快走していた小暮選手が3コーナーでオーバーラン。コースに復帰はしたものの、そのままピットインしリタイア。シーズンを通して速さを見せながらも結果が残せなかった小暮選手にとってはまたしても残念なレースとなってしまった。小暮選手のリタイアにより労せずしてトップに立ったのはトレルイエ選手。だが、レース中盤に行われるルーティンのピットイン(ほとんどのチームが1回)を追えた時点では、作業時間の関係か本山選手がトレルイエ選手を逆転。本山選手の今期初優勝が見えてきた。
また、レース終盤の49周目に本山選手のエンジンにトラブルが発生。トップは再びトレルイエ選手のものに。結局、トレルイエ選手が優勝(今期4勝目)。優勝でチャンピオン決定に花を添えるという最高の結果となった。2位にもチームメイトの松田次生選手が続きmobilecast IMPULは今期2回目の1−2フィニッシュを飾った。3位以下は片岡龍也選手(Lemans)、2回ピットストップ作戦を取ったロイック・デュバル選手(PIAA NAKAJIMA)、立川祐路選手(RECKLESS CERMO)、初ポイントを獲得した柳田真孝(KONDO Racing)というトップ6だった。
次戦は最終戦となる鈴鹿サーキットラウンド(11月18日、19日)である。ドライバー、チームのタイトルは決まっているものの、2位以下のドライバーズランキング争いなど激しい戦いとなるに違いない。1年を締めくくる意味でも見逃せないレースとなりそうである。(永田)
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