「日立製作所も携わっている次世代自動車の開発において<走る・曲がる・止まる・伝える>が必要不可欠となっている。<伝える>の分野でカーナビの重要性は年々高まっていることもあって、カーナビ業界で定評のあるクラリオンを日立グループに迎え入れることになった。加えて、日立製作所側としてはクラリオンが持っている企画力、販売力も魅力的」
クラリオン側にとってのメリットも少なくない。日立の有するクルマそのものに対する技術力(広範囲な車両制御、ITS関連など)を吸収出来る上、日立製作所傘下のカーナビを作っているザナヴィをクラリオンの子会社とすることも決まったため、一層のコスト低減、開発力向上というメリットが生まれることだろう。
ちなみに日立製作所は、現在クラリオンの株式を14.4%分(4070万7千株)保有しており、この株式保有を50%まで増やしクラリオンを子会社化する。今回の株式公開買い付けで残りの35.6%分の株式を取得するために1株:230円×1億66万6千株分のお金が動く。今後、日立製作所の関連する次世代自動車とクラリオン、ザナヴィのカーナビがどう変わっていくか大いに楽しみである。(永田)
http://www.clarion.com/jp/ja/files/ir/ir_library/FY2006/20061011_2.pdf(クラリオンからの発表)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/10/1011a.pdf(日立製作所からの発表)

