2006年10月09日

日産、いよいよハイブリッドを量産へ

現状では実質的にトヨタホンダの独壇場となっているハイブリッドの分野に日産も参入することになった。カリフォルニア州オレンジカウンティのオートショーで新型アルティマ(先代はティアナの兄弟車だった)のハイブリッド仕様を発表したのだ(発売は来年初めから)。詳細を紹介しよう。このクルマ、トヨタからハイブリッド車にとって非常に重要なパーツである、モーターを組み込んだ変速機、バッテリー、インバーター、ECU、回生ブレーキをトヨタから供給される。これは02年9月に発表された取引関係の決定と密接にリンクするもので(04年6月に試作車を披露)、このアルティマハイブリッドがトヨタとの協力で開発される唯一のハイブリッドになる模様。

エンジン(チューニングやECUのセッティングは日産独自のもの)とモーターは、日本でティアナの4WDやプレサージュに搭載されている直4 2.5リッターのQR25DE(158馬力)と最高出力143馬力(105kW)のモーターとの組み合わせ。バッテリーはニッケル水素バッテリーだ。

気になる燃費はアメリカの市街地モードで1ガロンあたり41マイル(リッターあたり約17.3km)、高速道路モードで36マイル(リッターあたり約15.2km)を記録。この数値はアメリカ市場でライバル関係となるであろう、カムリのハイブリッド仕様の市街地モード43マイル(リッターあたり18.1km)、高速モード37マイル(リッターあたり15.6km)とかなり近い数値。実燃費にも大いに注目したいところだ。

ちょっと出遅れた感のあった日産のハイブリッドだったけど、これで何とかトヨタ、ホンダと戦う足場を作ったといえるだろう。今後、日本にもティアナがモデルチェンジするタイミングあたりでこのアルティマハイブリッドの日本版(日本には今のところ、ラージクラスのFFハイブリッドはない)や同じフロアを使うと予想されるプレサージュなどにハイブリッドを設定したいところながら、トヨタとの提携内容によれば難しいようだ。今後、日産の独自開発によるものも含めて、日産はどのようなハイブリッド戦略を展開していくのだろう?(永田)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2006/_STORY/061005-02-j.html
posted by Carmode at 11:08| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする