2006年10月06日

3856件に減った要因は? 飲酒運転

警察庁は秋の全国交通安全運動期間(9月21日〜30日)において、検挙した飲酒運転の総数をまとめ発表しました。期間中の飲酒運転検挙数は3856件。昨年の同期間では5127件だったので、1271件減少したことになります。3856件の検挙のうち、218人が検挙を逃れようとするなどして逮捕。また飲酒運転による事故も112件と昨年より187件減少。運動期間中は、飲酒運転の減少が大きく見られた結果となりました。

この減少。要因は一体何なのでしょうか。警察の取締り強化かと思いましたが、取締りを強化したなら、取締り件数は一時的に増えるはず。となると、単純に取締りの強化とは考えにくい。やはり一番大きな要因は「世論」ではないかと思います。

福岡の死亡事故を契機に、マスコミの飲酒運転に関する報道は過熱。普段はニュースにならないようなものまでやたらと取りあげられておりました。この過熱報道は少々目に余ったかもしれませんが、その報道により人々の飲酒運転に対する関心は高まった。全国各地で飲酒運転絶対悪が声高に叫ばれ、ドライバー達は飲酒運転に対してより大きな恐怖を感じるようになったはずです。今までは「自分は大丈夫」と考えていた人も、やめておこうとなったのではないでしょうか。

飲酒運転の防止には規制強化、モラル向上、取締り強化等々色々な方法が検討されています。もちろん飲酒運転は絶対にいけないこと。でも「単にお酒を飲むことまでを糾弾する」など、やり過ぎを危惧する見方もある。物事の全体を見て、取締り、モラル、規制それぞれがバランスを取りながら防止策を練っていく必要があるでしょう。ともあれ、飲酒運転自体は再び減少傾向になったので、一安心であります。(新美)
posted by Carmode at 05:42| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする