1問目はファンとしては一番気になる「日本GPでの目標順位」である。回答は……。
バリチェロ選手:「金曜日1位、土曜日1位、日曜日1位」
バトン選手 :「優勝したい。でもそれはなかなか難しいだろう。雨が降って欲しいね。雨ならエキサイティングなレースになるよ」
佐藤琢磨選手 :「ベストリザルトが欲しいです」
山本左近選手 :「1周1周を全力で走って、完走したいです」
と各選手バライティに富んだものだった。
2問目は琢磨選手と左近選手に「お互いの印象を語ってください」というもの。もし、チームメイト同士の仲が悪かったら笑い話にならない質問だ。琢磨選手は「自分の弟のような感じですね。初めて会ったのは左近選手がF3に出ているときだったけど、その時はF1で一緒に走るようなことになるとは思いませんでした。今ではとても頼もしい存在です」とコメント。一方、左近選手も「兄貴のように思っています。何をすべきかよく分かっているドライバーで、学ぶところは多いですね」と語った。お互いを非常に尊重しているこの2人、近い将来「最強の日本人コンビ」になっているかもしれない。
記者会見の内容、最近の戦いを客観的に見ると正直「鈴鹿でホンダが勝つのは厳しいかな」と感じる方が多いだろう。しかし、8月のハンガリーGPだって「抜きにくいコースの後方グリッド」という絶望的な状況からバトン選手は優勝した。何が起こるのか分からないのがモータースポーツなのだから、ホンダの地元優勝だってない話ではないはず。今週末の日本GPは最後となるホームコース鈴鹿でのホンダの走り(勝てば91年のベルガー選手以来15年振り)、スーパーアグリの雄姿など絶対に見逃せないレースとなりそうだ。(永田)

