ハイブリッド車の出荷台数から見ていこう。05年度は6万1263台で前年度となる04年度と比べると、7.9%減だった。これは最近のクルマの需要台数が軒並み前年の90%程度となっていることやハイブリッド車の生産キャパシティの限度がある点を踏まえれば、妥当な線か。
注目なのは最もユーザーが買いやすいといえるガソリン車の低公害車の内訳だ。燃費基準をクリアし、かつ星4つ(17年度基準排出ガス75%低減レベル)を獲得したクルマが04年度と比べ急増! 最近の年間販売台数(だいたい400万台くらい)の半分以上となる213万832台も出荷されたのである。低燃費や排出ガスのクリーン化をすすめる自動車メーカーの努力の賜物といえる。17年度基準排ガスの50%低減レベル(星3つ)や12年度度基準排ガスがクリーンというクルマは反比例するように出荷台数が減少した。
排ガスがクリーンで燃費もいい上、減税まで受けられるクルマがここまで増えてきたのは非常に喜ばしいことけど、言い換えたら国の税収が減るとも言える。今後は「どのくらい環境への負担が少ないクルマに対して優遇措置を与えるか」という基準も慎重に考えていかなければならない世の中となりそうである。(永田)
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