対照的だったのはフェラーリ勢。天候にブリヂストンタイヤが合わなかったのか、M.シューマッハ選手6番手、マッサ選手にいたっては13番手のタイム(マッサはおまけにフリー走行でエンジンに不調があったため、大事をとってエンジン交換をするため、ペナルティを受け21番手からのスタート)。予選結果だけを見ると、6番手のM.シューマッハ選手の前に3、4番手にホンダのバリチェロ選手、バトン選手、5位のライコネン選手(マクラーレン)と一筋縄では攻略できない壁を挟んでしまった上、マッサという援軍まで後方に沈んだため、フェラーリ勢圧倒的不利な展開である。
日本勢は前述したように、ルノーとフェラーリと同じようにタイヤが明暗を分ける結果に。2列目に並んだホンダ勢(ミシュランタイヤ)は次の日本GPに向けて「いい流れ」と言えるものの、トヨタの2台(ブリヂストンタイヤ)はR.シューマッハ選手17位、トゥルーリ選手18位と不本意な位置からのスタートとなった。スーパーアグリは佐藤琢磨選手が21番手タイム(エンジン交換を行ったので、最後尾からのスタート)、山本左近選手も22番手タイム(マッサ選手と琢磨選手がエンジン交換するため20番手からのスタート)。何位でもいいからダブル完走してもらい、鈴鹿に向けて弾みを付けて欲しいところだ。
決勝の注目ポイントは何といっても天候だろう。予選のような天候だと、ブリヂストン勢は厳しいのではないだろうか。また、フェラーリ勢の戦略、タイトル争いとは関係ないホンダの2台の動向も興味深い。(永田)

