新型eKシリーズの特徴と言えば、何と言っても電動スライドドア。インナーレール式の電動スライドドアは、ヒンジ式のドアより5万円高で装着できるとあって、やはり人気は高いようです。三菱によると新型eKの受注台数のうち、実に62%が電動スライドドア装着車。発売前の計画では大体40%程度になるだろうと予測されていましたから、予想以上に電動スライドドアが好評だということです。
購入層は20〜30歳代のファミリー層が中心。室内空間も広いし、小さな子供さんをお持ちの方々から好評を得ているのではないでしょうか。確かにスライドドアなら隣のクルマとの空間を気にすることなく乗り降りできるし、運転席正面のスイッチやリモコンキーで操作できるなど便利さも十分。電動であることにより、力の弱い方でも簡単に開け閉めできるのだって嬉しいポイントであります。
開発陣によれば、軽自動車という小さいクルマで、スライドドアの開口部をキッチリ確保するのにとても苦労したそう。さらに、5万円という価格も魅力(税込み5万2500円)。普通電動スライドドアって10万円くらいはしますからね。
面白いことに、新型eKだけでなく先代のeKも9月に4900台受注するなど、eKシリーズは新旧ともに好調な売れ行きを見せている。こういった「実用主義」なクルマを作るの、三菱は上手ですね。個人的に評価しているのは、堅実なクルマ作りをしながらも、分かり易い特徴を備えたクルマをリリースしていること。「i」も、いいクルマかどうかは評価の分かれるところですが、ミッドシップレイアウトという特徴的なレイアウトに、かなり特徴的な外観を備えている。新型eKシリーズも外観はキーコンセプトでありながら、電動スライドドアという大きな特徴を身につけています。
新型eKシリーズは乗り心地もいいし、ハンドリングも素直。オプションのハイグレードオーディオだってかなり迫力ある音を聞かせるし(一度聞いてみてほしい)、価格も安めであるなど魅力たっぷり。発売直後だけでなく、ロングセラーとなる予感がするモデルであります。(新美)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/corporate/detail1528.html

