2006年09月29日

ローブ選手骨折、次戦は欠場に

今年のWRCですでに8勝を挙げ、チャンピオン3連覇が確実となっているシトロエンのセバスチャン・ローブ選手が次戦のトルコ・ラリー(10月13日から15日)を欠場することになった。欠場の理由は9月26日(火曜日)にマウンテンバイクに乗っている最中に前方から転倒し、右手の上腕(肩と肘の間の部分)を骨折してしまったため。すでに手術は終わっているのは救いだけど、ローブ選手にとっては本当に痛い骨折となってしまった。

現状ではトルコ・ラリーのみ欠場の見込みとなっているが、その次のオーストラリア・ラリー(10月27日から29日)までのインターバルも短く、場合によっては2戦欠場ということだってあるかもしれない。その上、WRカーのステアリングは非常に重いといわれているので(ラリー・ジャパンで久しぶりにWRカーに乗った新井選手はステアリングの重さに対応するため、腕力を強化するためのトレーニングメニューを加えたとのこと)、復帰してすぐには本調子が出ない可能性もありそうだ。

こうなると、不謹慎ながらにわかにタイトル争いが面白くなってくる。特にマニュファクチャラーズタイトル争いは、シトロエン142ポイントフォード135ポイントと大混戦になっており、ローブ選手の欠場でフォードが有利になったように見える。ドライバーズタイトル争いも、ローブ選手が圧倒的に優勢な立場であるのは変わらないだろうけど、決定するラリーはおそらく遅れるだろう。正直、ちょっと退屈な感じもしていた最近のWRCだが、ローブ選手欠場で一気に混沌とした展開になってきた。なお、今のところローブ選手の代役に関する情報は発表されていない。(永田)
posted by Carmode at 18:04| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする