日産は、プロジェクトへの参加にあたって、ムラーノをベースとした車両で、国土交通省よりE10対応車として大臣認定を6日に取得した。同社は、このムラーノを試験車両として提供し、本プロジェクトの排気性能試験などをサポートするとともに、実際の使用状態での車両データを取得し、E10燃料に対応する車両開発を進めるにあたっての課題確認を行う。
日産が今回参加するプロジェクトは、環境省の「地球温暖化対策技術開発事業」について、財団法人十勝圏振興機構が委託を受け、E10の早期普及に向けて取り組むもので、実際にE10燃料を使用して車両を走行させ、車両と燃料の流通過程に必要な技術開発を目的としている。プロジェクト自体は2007年7月2日からすでに始まっており、2009年3月末までの期間となっている。実際の走行実験は今年4月1日より12月19日まで実施される。
また、このプロジェクトで使用するバイオエタノールは、規格外の小麦やてんさいを原料とするため、食糧供給へのインパクトが小さく、北海道でのガソリン需要量の1%を代替できる可能性を持っているという。