気になる性能は、フル充電状態で航続可能距離100km。日常的な使い方ならば街乗りには合格レベルの距離でしょう。0−100km/h加速も9秒というから、重さもそこまでない。最高速度は161km/h。仮にフル充電で150kmの移動をするとなると、エンジンによる電気補充が必要となりますが、それに使われるガソリンは2,8L。燃費計算すれば、52,6km/Lということになる。
充電時間も優秀です。完全に充電するまでにかかる時間はおよそ3時間。1時間の充電でも50km程度なら走行できるそう。まぁ充電足りなくてもエンジンが助けてくれるから、何とも心強い。ちなみにエンジン始動は、電池残量が3割未満となった時とのこと。
いよいよプラグインハイブリッドが実用化に近づいてきた感がありますね。電気自動車に比べての優位性は、やはり電池残量が無くなってもガソリンさえあれば走行できるという点。電気自動車に対するインフラが整備されるまでは、やはりプラグインハイブリッドが安心であります。
一方で安全性能をとても重視するボルボがインホイールモーター式を採用してきたのは興味深い。インホイールモーターは、どれか1つのモーターが故障して駆動力をかけられなくなった時、クルマの挙動がとても不安定になるという弱点を持つ。そこらへんをどう考えているのかが気になります。
ともあれ、これでプラグインハイブリッドの開発競争は俄然激しくなってきた。リチウムイオン電池を搭載し、余裕ある後続距離と加速性能、さらには充電時間と魅力的なコストを実現したプラグインハイブリッドは、どのメーカーから最初にリリースされるのでしょうか。(新美)