矢野経済研究所が、
福祉車両市場に関する調査結果を発表しました。この調査は福祉車両の製造・販売・
流通に関わる事業者への
インタビューと、
法人・個人ユーザー及び自治体への
アンケートなどで行ったもの。
それによると、今後福祉車両市場は2006年時点の4万369台に対し、2015年には6万1100台、2020年には7万9600台ほどになると予想されています。この数字を見て皆さんはどう思われるでしょうか。
これまで福祉車両市場はどのように推移してきたか。1995年にはおよそ4000台だったものが、2003年には4万台強へと、つまり10倍以上にも膨らんだ。となれば、当然2003年以降も大きな伸びを見せたかと思ってしまいます。けれど実際は2003年以降、4万台強で現在まで横ばい。高齢社会と声高に叫ばれ、また
ホームヘルパーなどの需要が高まる一方で、福祉車両市場はそこまで大きくなっていないのです。
意外や意外。高齢社会になれば福祉車両の需要は
増えると思っていたけれど、そうでもないのですね。矢野経済研究所も、今後8年で2万台くらいしか増えないと予測していますから。しかし、福祉車両市場がそこまで伸びない理由は何なのでしょうか。
考えられるのはやはり値段。福祉車両は値段が高め。もちろんそれだけの機能を有しているからですが、台数も多くは見込めないため、値段を高く設定しなければならないのです。他にも市場の求める福祉機能と、福祉車両の持つ福祉機能がマッチしていないのかもしれない。
台数こそ大幅に見込めないものの、福祉車両のニーズは潜在的には多く存在すると矢野経済研究所は結論づけている。福祉
タクシーや
介護産業とうまく連携すればニーズをうまく引き出せるような気がしますが、一体どうなのでしょうか。福祉車は、ほぼ
メーカーのボランティアなんて話も聞いたことがある。うまく機能し、メーカーもユーザーも潤ってくれるといいのですけど。 (新美)
posted by Carmode at 14:18|
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