スーパーGT GT500クラス
・開発領域を制限し、エンジン形式とエンジン排気量を3.4リッターV8(NA、バンク角90度)に統一した競技専用エンジンの使用が認められる。
・ベース車両の寸法による有利・不利をなくすために、量産車のデザイン上の特徴を残しながら基本寸法の統一化(前後オーバーハング、ホイールベース、全幅、全高)を図る。
・駆動方式はFRを基本とする。
フォーミュラニッポン
・独自性あるデザインへの変更。
・触媒装着の義務化。
・エンジンを現行の3リッターV8(NA、バンク角90度)から排気量を3.4リッターに拡大する。
となっている。まず目に付くのが、GT500クラスのエンジンとフォーミュラニッポンのエンジンが同じ3.4リッターV8(空気吸入量を制限するエアリストリクターや最高回転数といった細部の違いはある)になる可能性があることだ。おそらく、両カテゴリーでのエンジン共用によるコスト削減や現在フォーミュラニッポンに参加していない日産も、GT500クラス用の3.4リッターV8エンジンを作ればフォーミュラニッポンへの参戦が可能となり、レースが盛り上がるという狙いと考えられる。
また、GT500クラスの基本寸法の統一化についてはシャーシをメーカーごとで開発するのは可能なのか、もしくはシャーシを共用化するのかという点も興味深い。
この車両規定の変更に対しては「コスト削減は大切だけど、もし、シャーシも同じだったら、マシンによる違いや競争が少なくなってつまらない」などいろいろな意見が出るのではないだろうか。今後、日本のレース界がコスト面、レースとしての面白さ、技術競争をどのくらいのポイントでバランスさせていくかには大きな注目が集まりそうだ。(永田)
http://www.jaf.or.jp/msports/index.htm