実はこれ、昭和50年の調査開始以来、初の減少。昨年までは毎年増加していましたが、およそ30年続いた増加は、ここで打ち止めとなりました。平成2年から9年までは年間200万台前後で自家用車数が増加していたものの、平成15年からは年間増加数は80万台〜90万台へと鈍化傾向にあった。
そして今回、世帯当たりの普及台数が減少したのは、この自家用車数の増加が微少だったことに加え、世帯数が大幅に伸びたことにある。自家用車数と同様、世帯数も日本は常に増加傾向にありましたが、今までは世帯数の増加よりも自家用車数の増加が大きかったため、世帯当たりの普及台数が減少となることはなかった。それが、今回初めて世帯の増加数よりも自家用車の増加数が少なかったのですね。
世帯当たり台数で、数値が高いところを都道府県別に見ると、トップが福井県(1、766台)、2番手が富山県(1、734台)。3番手は群馬県(1、695台)という順。上位13県で1,5台以上の普及台数となっています。
一方少なかった都道府県は、下から順に東京(0、521台)、大阪(0、719台)、神奈川(0、801台)、京都(0、912台)など、大都市が軒を連ねる。やはり駐車場代などが高くつくからでしょう。
高齢社会に核家族化。最近お年寄りと生活を共にする人が少なくなる一方で、お年寄りは急激な増加傾向にある。そういう中で自動車の世帯当たり保有台数はどうなっていくのか。少子化なのに世帯数が増え続けているし、今後お年寄り方の移動手段は、より大きな問題となっていきそうです。 (新美)
http://www.airia.or.jp/publish/pdf/happyou/2007_08setai.pdf#aaa