2007年08月06日

何とディーゼルの排ガスを星4つへ!

日産がディーゼルエンジンの排ガスを、大変厳しいと言われているアメリカBIN5規制より大幅にクリーン化する技術を発表した。今回発表されたクリーンディーゼル技術は1)NOxとHCを同時に低減し、規制物質の発生を抑える「KM燃焼」と呼ばれる燃焼技術。2)排出ガス中の酸素濃度を高精度で抑制する「高度エンジン制御技術」。3)「HC、NOxトラップ触媒」という名称の高性能触媒技術の3つである。

この3つの技術は今までも使われてきた酸化触媒と、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を組み合わされることにより、なんとガソリンエンジンと同じアメリカの「BIN5」を数段上回る「BIN2」(日本の星4つ並みの厳しさ)をクリア! つまり、ディーゼルエンジンで通常のガソリン並みのクリーンさ(これだけでも非常に大変なこと)どころか、最もクリーンなガソリンエンジン並みの環境負荷の少なさを実現しているのである。今回発表されたクリーンディーゼル技術は、ディーゼルエンジンが世界中で市民権を得る可能性を大きく広げたといえるだろう。

同時に、日産からはこのクリーンディーゼル技術を盛り込んだディーゼルエンジン(ルノーと共同開発した2リッター4気筒の「M9R型」ベース)を来年秋にエクストレイルに搭載して日本国内で発売することも明らかにしており、日本市場での新世代ディーゼル登場の皮切りとなる可能性も大きく高まった。

日産はすでにアメリカBIN5規制をクリアするクリーンディーゼルエンジンの開発を表明していたものの、ここまでクリーンディーゼルエンジンを突如発表するとはかなりの驚き。今後、日産がディーゼルエンジン技術で世界をリードしていく可能性が濃厚になったといえるのではないだろうか。(永田)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070806-01-j.html(技術発表)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070806-02-j.html(エクストレイルへの搭載の発表)
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ハミルトン選手3勝目! ホンダ………

アロンソ選手の5グリッド降格に加え、8番手スタートの予定だったルノーのフィジケラ選手にも左近選手のタイムアタックを妨害したとして5グリッド降格が命じられ、13番手スタートとなったハンガリーGP。この結果を一番喜んでいるのはおそらくトヨタ。ラルフ選手が5番手、トゥルーリ選手が8番手という好位置からのスタートとなりました。

ともあれ、波乱を感じさせながら始まったハンガリーGP決勝ですが、ふたを開けてみれば、そこまで大きな波乱はなかった。ハミルトン選手が見事ポール・トゥ・ウィンを飾り、今季3勝目。2位はライコネン選手。終盤にはハミルトン選手に追いつくべく猛プッシュも見られ、一方のハミルトン選手は差を縮められながらもミスなく走るという展開は、なかなか手に汗にぎるものでした。3位はBMWザウバーのハイドフェルド選手。ハイドフェルド選手はとても好調で、今季2度目の表彰台です。

4位はアロンソ選手。終わってみればこの順位。オーバーテイクが難しいとされるハンガロリンクですから、やはりさすがといったところでしょうか。5位はこれまた今季好調のクビサ選手(BMWザウバー)でした。フェラーリのマッサ選手は13位といい所なし。マクラーレンのコンストラクターズ・ポイントがどうなるかは分かりませんが、フェラーリとしては今のうちに1ポイントでも多くゲットしておきたかったところだけに、残念な結果です。

さてさて、日本勢はどうだったのか。まずは他チームのペナルティにより予選順位が2台とも上がったトヨタ。結果はラルフ選手6位にトゥルーリ選手10位。ラルフ選手が3ポイントを獲得したのはトヨタにとって朗報。一時は更迭まで囁かれたラルフ選手ですが、ここへきて復活か? 一方のトゥルーリ選手には課題も残る。絶対的な速さを持っているものの、どうもスタートがうまくいかない。また、本人のコメントからすると、グリップを含めた色々な課題があるようです。

ホンダは昨年の優勝とは打って変わって、本当に厳しい結果に。何せ明らかにスーパーアグリより遅い感じだったのです。順位も琢磨選手15位に対し、バリチェロ選手が18位。ホンダの復活を期待する声は多いけれど、こらもうしばらく厳しいでしょう。ただし、こうして悪い成績の方が改革だってし易い。思い切ったことをやってのけるホンダですから、マシンだけでなくチーム体制を含めた大改革が行われるかも。ちなみにバトン選手はセンサーのトラブルで、デビッドソン選手はフィジケラ選手と接触してリタイアしています。

最後に、F1再デビューを果たした左近選手はどうだったのか? 何と5周目にコースアウトを演じ、タイヤバリヤへヒット。リタイアとなり、厳しい再デビュー戦となりましたが。何となく左近選手はクラッシュ多いイメージ?

ドライバーズポイントでは、ハミルトン選手がアロンソ選手との差を7ポイントに広げた。一方コンストラクターズ・ポイントでは、フェラーリがマクラーレンとの差を27ポイントから19ポイントに。マクラーレンは今回のペナルティに関して控訴していますから、もしその主張が通ってマクラーレンにポイントが与えられたとしたら、マクラーレンとフェラーリの差は34ポイントへと一気に広がります。

次戦は、ちょっとした夏休みを挟んだ後、8月26日決勝のトルコGPとなる。その後はイタリアベルギーと連戦をこなし、日本GPであります。(新美)


F1第11戦ハンガリーGP決勝結果
1.ハミルトン選手(マクラーレン)
2.ライコネン選手(フェラーリ)
3.ハイドフェルド選手(BMWザウバー)
4.アロンソ選手(マクラーレン)
5.クビサ選手(BMWザウバー)
6.ラルフ選手(トヨタ)
7.ロズベルグ選手(ウィリアムズ)
8.コバライネン選手(ルノー)
9.ウェバー選手(レッドブル)
10.トゥルーリ選手(トヨタ)
11.クルサード選手(レッドブル)
12.フィジケラ選手(ルノー)
13.マッサ選手(フェラーリ)
14.ブルツ選手(ウィリアムズ)
15.琢磨選手(スーパーアグリ)
16.ベッテル選手(トロロッソ)
17.スーティル選手(スパイカー)
18.バリチェロ選手(ホンダ)

リタイア
リウッツィ選手(トロロッソ)
デビッドソン選手(スーパーアグリ)
バトン選手(ホンダ)
左近選手(スパイカー)
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スーパー耐久第4戦、ポルシェが今季初優勝

4時間のタイムレースとなるスーパー耐久第4戦SUPER TECの決勝が行われた。ST−1クラスから結果をお伝えしよう。

ST−1クラスはポールポジションからスタートしたPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(柳田真孝選手、ファリーク・ハイルマン選手)がレース3時間過ぎまでトップを快走していたものの、シフトリンケージのトラブルで大きく後退。結果、予選2位からレース中も2位をキープしていた黒豆リボイスGT3(清水康弘選手、竹内浩典選手)が今季初優勝。2位、3位にはCAR−CHANNELアドバンZ33(田中哲也選手、星野一樹選手、山田英二選手)、ENDLESS ADVAN Z(影山正美選手、青木孝行選手、藤井誠暢選手)が続いた。

ST−2クラスはレース前半に入ったセーフティカー導入の影響でクラストップからスタートしたオーリンズランサーEVO MR(木下隆之選手、中谷明彦選手)が、一時大きく順位を下げたものの、その後猛烈な追い上げを見せ優勝。今期4連勝を飾った。2位、3位はPROVA FUJITSUBO IMPREZZA(吉田寿博選手、松田晃司選手、川口正敬選手)という順である。

ST−3クラスとST−4クラスの順位は以下の通り

ST−3クラス
1位 カルラレーシング☆ings北海Z(大井貴之選手、伊橋勲選手、今季初優勝)
2位 FINA GSX ADVAN M3(長島正興選手、村田信博選手、小林且雄選手)
3位 SABOTAGE Z(塩淵誠二選手、加納政樹選手、牧田克也選手)

ST−4クラス
1位 FUNKY−Sコスモソニックings FK−DC2(浅野武夫選手、笠原智行選手、水書健司選手)
2位 Honda Access CIVIC(玉本秀幸選手、小林正吾選手、古橋謙選手)
3位 AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラ(北川剛選手、守内庸介選手、田ヶ原章蔵選手)

ST−1クラス、ST−3クラスは新しいウィナーの登場によりますます面白くなってきたスーパー耐久。次戦は9月1日、2日に行われる岡山国際サーキットである。(永田)

http://www.so-net.ne.jp/s-taikyu/2007/round4/ksyo/index.html
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ラリー・フィンランド、フォード勢が1−2フィニッシュを達成!

WRC第9戦ラリー・フィンランドの全日程が終了した。3日間で23ヶ所のSSが設けられたラリーを制したのはフォードのグロンホルム選手であった。グロンホルム選手はラリーウィークを通して18回ものSSトップタイムを記録し、07年型フォーカスのデビューウィンと地元優勝を飾った。2位にもグロンホルム選手のチームメイトで同じくフィンランド出身のヒルボネン選手が続いた。3位以下はローブ選手(シトロエン)、アトキンソン選手(スバル)、ヘニング・ソルベルグ選手(M2エントリーのフォード)、ポンズ選手(スバル)、アーヴァ選手(プライベートエントリーのランサーWRカー)という順である。

ラリー・フィンランドを終えた時点でのドライバーズポイントはグロンホルム選手/75ポイント、ローブ選手/62ポイント、ヒルボネン選手/57ポイント。グロンホルム選手が頭一つ抜け出した感もあるものの、この後7戦中3戦がローブ選手の得意とするターマックラリーであることを考えると、まだまだ面白い戦いを期待できそうだ。マニュファクチャラーズポイントはフォード/132ポイント、シトエロエン/92点となっている。

併催のJRC第4戦はルノー勢がサンデル選手、ピノマキ選手、コツュツシュコ選手の順で1−2−3フィニッシュを飾った(スズキ勢はエース格のアーヴァ選手とアンダーソン選手が出場せず)。

次戦は8月17日から行われるドイツ・ラリーである。初開催の02年以来ローブ選手が5連覇しているラリーだ。なお、併催ラリーは今期5戦目となるJRCである。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/09/3.asp
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