2007年07月31日

デミオ、早くも1万台超え?

7月5日に発売されたマツダの新型コンパクトカー「デミオ」の累計受注台数が、発売後3週間で1万台を超えたと報道されています。マツダから正式な発表がないため(恐らく、発売後1ヶ月の時点での累計受注台数が発表される)、月間目標販売台数が5000台であることを考えれば、まずまずといったところか。

何しろ新型デミオは、デザインがいい。デザイン重視と言われる昨今、大きな売れ行きが期待されています。大幅な軽量化とアトキンソンサイクルエンジンなど話題も豊富ですしね。

とはいえ、もしこの数字が本当なら、少しだけ物足りなさを感じなくもない。例えばライバルとなる日産マーチは、発売後1週間で2万5000台を受注した。ホンダフィットだって、発売後10日間で2万3000台受注。ディーラー網のことなどを考えればマーチやフィットより劣るかもしれないけれど、もう少し初期受注が伸びてもいいような気がします。

とはいえ、重要なのは初期受注ではなく、継続的な受注台数。マツダの正式発表を待ち、それからしばらくどういった売れ行きを見せるかが、やはり注目でしょう。  (新美)
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自動車生産台数。輸出絶好調!


社団法人日本自動車工業会から6月の自動車生産と輸出の実績が発表された。初めに、生産実績からお伝えしよう。乗用車、トラック、バスを合計した生産実績は昨年6月に比べて2.9%のマイナスとなる98万9475台(2ヶ月連続の前年同月比割れ)。

車種別に見ていくと、乗用車が84万6744台(昨年6月の1.7%マイナス、普通車は18.8%の増加となっているが、小型車と軽自動車は二桁のマイナス成長)、トラックも13万3853台で10.9%の減少、バスは8878台で13.1%の増加を見せた。やはり、国内需要の伸び悩みが国内生産台数にも影響を与え始めているのだろう。

輸出実績の方はトータルで11.1%の増加となる56万3734台で、23ヶ月連続で前年同月を上回った。車種別の内訳は乗用車/50万3014台(11%増)、トラック/5万1360台(10.5%増)、バス/9360台(19.6%増)である。加えて、各メーカーとも海外生産も堅調な状況となっているので、総合して見ればここまで自動車業界は好調を保ってきたといえるのだろう。

しかし、7月以降は部品メーカー「リケン」の操業停止により、自動車生産もストップしてしまった影響が心配。7月以降の自動車生産・輸出実績には大きな注目が集まるのではないだろうか。(永田)

http://www.jama.or.jp/stats/product/20070730.html(6月生産実績)

http://www.jama.or.jp/stats/export/20070730.html(6月輸出実績)
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ランエボ風のコンパクトSUV?

三菱自動車が9月11日から開幕するフランフルトモーターショーに、“環境性能と実用性能をバランスさせた、新世代のコンパクトSUV”をテーマに開発されたコンセプトカー「Concept−cX」を出展することを明らかにした。

4100mmという街中でも扱いやすいサイズや欧州の排ガス規制ユーロ5に対応する新開発の1.8リッターディーゼルターボエンジン、近々発表されるランサーエボリューションにも搭載されるマニュアルトランスミッションベースの2ペダルシステムSSTの搭載などが主な特徴。スタイルは発売間近のギャラン・フォルティスとランサーエボリューションを思わせる顔つきで、イメージスケッチを見るとなかなかカッコいい。

最近、ヨーロッパではスズキのSX4を代表とするコンパクトなクロスオーバー型のSUVの人気が高まっており、「Concept−cX」はなかなかいいところを狙っているといえるのではないだろうか。おそらく、アウトランダーやギャラン・フォルティス、ランサーエボリューションに使われるプラットホームをベースにしていると考えられるので、開発も比較的短い時間で済むはず。ぜひ、なるべく早い段階(新世代のクリーンディーゼルエンジンが出るタイミングあたりならインパクトも強い)の市販化に期待したいところだ。(永田)

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/motorshow/detail1664.html
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事故は減少。なんと死亡事故の半数が高齢者!

警察庁は平成19年上半期の交通死亡事故の特徴及び違反取締り状況について、統計結果を発表しました。内容は多岐に渡りますが、その中でも特筆すべき点をお伝えしましょう。

まず交通事故の発生件数について。上半期の事故発生件数は40万4639件で、昨年と比べ2万6219件も減少している。これは何とも素晴らしいことです。うち死亡事故は2583件。これまた260件の減少。死者数は2655人で、昨年比267人の減少。死亡者を年齢別で見ると、やはり高齢者の死亡者が目立ちます。2655人の死亡者のうち、65歳以上は何と1230人。これ、全体の46,3%。10年前は30,2%でしたから、急激な増加と言えるでしょう。他にも50歳代が多めですが、何より16歳〜24歳も意外と多いことには驚かされる(死亡者317人)。

どういった状況で死亡しているかについては、自動車乗車中が全体の3分の1以上(35,7%)を占める。けれどこれでも乗車中の死亡確率は半分以下の減少。メーカーの努力が報われていると言えます。次いで歩行中が33,3%と多い。自動2輪乗車中も、絶対的にはそこまで多くないものの、昨年比10%弱増加しているのは気になるところ。高齢者については、自動車乗車中の死亡は減少しているものの、最近問題となっている自転車乗用中の死亡が大きく増加しています。歩行中と合わせて6割以上にも上る。

次に違反について見てみよう。事故との関連で見てみると、漫然運転時に事故が起きるという事例が一番多い。次いで脇見運転、安全不確認となっている。ニュースなどになりがちな最高速度違反は、意外と少なめです。飲酒運転による死亡事故については大幅に減少。今年上半期は222件で、昨年より142件少ない。罰則化だけでなく、飲酒運転防止の風潮がいい影響を与えているようです。

違反取締り状況を見ると、取締り件数は683万1122件で、昨年に比べ83万4374件も増加。これは何とも由々しき事態です。飲酒運転や信号無視、無免許運転といった悪質な違反も230万8533件で、8万5677件の増加。これはどうにかしなければなりません。

駐車違反は大幅に減少。駐停車禁止場所違反は3万2214件でおよそ1万3000件ほど減少。駐車禁止場所違反は30万5309件でおよそ半減と、民間取締り委託の効果が見られたと言いたいところ。けれど放置違反金納付命令件数が114万5502件もあるところを見ると、実質的には減っていないと言える(むしろ増加?)。違反として認めず警察署へ出頭せず、放置違反金を払うことで点数付加を逃れている事例がたくさんあるようです。

まだまだ交通事故や違反に関する問題は多い。道交法改正など色々な対策が現在進んでいるけれど、それが一体どれほどの効果をもたらしてくれるのか。統計を見ている限り、まだまだひどい状況ですから、ドライバーのモラル向上を含め、社会全体で取り組んでいかなければなりません。(新美)
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