2007年07月29日

日産、新たな触媒でコスト削減!

日産がコストを50%ほども削減できる、新たなガソリン車用触媒を開発しました。来年度に発売する新型車より採用していくとのこと。

新たに開発された触媒は、貴金属白金とロジウム、それにパラジウム)の使用量が従来の半分で済むというもの。ご存じの通りガソリン車の触媒には貴金属が使われており、そこで排ガスと貴金属を化学反応させることで、排ガスをクリーンなものにしてきた。しかし貴金属は排ガスの高温にさらされると凝集し、表面積が縮小。クリーン化作用が低下するという弱点を持ちます。よって多めの貴金属を使用し、凝集に備えなければならなかった。

その対策として、例えばダイハツなどは貴金属の自己再生機能を持たせたスーパーインテリジェント触媒などを開発していますが(ちなみにダイハツのこの触媒は高性能で低コスト。トヨタも使っています)、日産は自己再生機能ではなく、貴金属同士の凝集を抑えるという機能を開発した。ダイハツのものと同じくナノテクノロジーを駆使し、貴金属をしきり板で細かく分離することで、凝集を防いでいるという。

同じ性能を従来の貴金属の半分で発揮できるようになれば、コストは単純に半分になる。何と言っても貴金属類は高価。しかも埋蔵量だって少ない。素晴らしいことです。 (新美)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070727-01-j.html
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フォード、黒字経営に転換?

巨額の負債に悩んでいるフォードの経営状況が明るい方向になりつつあるようだ。先日発表された今年4月から6月期の最終損益が昨年同時期の3億1700万ドル(日本円で約380億円)の赤字から7億5000万ドル(約900億円)の黒字に回復したというのである。今年4月から6月の黒字転換には3月にアストンマーチンを売却した特別利益も含まれているものの、それでもアストンマーチン売却を除いた自動車販売での損益は2億5800万ドル(約310億円)を確保しており、約2年間赤字続きだった経営が持ち直しているといえるだろう。

経営が黒字に回復した要因は欧州、南米での売り上げ増加(昨年同時期の5.5%増しの442億ドル)、北米市場でのリストラや大口顧客向けの不採算販売の縮小(北米は2億7900億ドルの赤字だが、それでも昨年同時期の7億8900万ドルの赤字よりはかなりよい方向)などとのことである。

また、今回の発表の場でフォードはジャガーとランドローバーを売却する予定も公式に認めており、高額で売却できれば大きな資金を確保できるので、その資金を経営再建の元手に使うことも可能となるだろう。とりあえず黒字に転換した経営とブランド売却による資金確保でフォードが持ち直すことが出来るか大いに注目したところである。(永田)
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F1スパイ問題、一応の決着?

フェラーリとマクラーレンを巡るスパイ疑惑&情報漏洩問題について調査中だったFIAが一応の結論を発表しました。

「WMSC(FIA世界モータースポーツ評議会)は、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスがフェラーリの機密情報を所持しており、したがって国際スポーツ法典第151c条に違反していると確信している。しかしながら、この情報がFIAフォーミュラワン世界選手権を不正に妨げる形で使用されたという十分な証拠はない。したがって、ペナルティは科さない。しかし今後フェラーリの情報が選手権を妨げる形で使用されたことが発覚した場合、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスを再びWMSCの面前に招く権利を我々は留保する。彼らは2007年選手権のみならず2008年選手権から除外される可能性がある。WMSCはステップニー氏とコフラン氏が長期にわたり国際モータースポーツの場から追放されるべきではないという理由を明らかにするため、彼らも招く予定だ。WMSCはFIAの法務部門の代理としてこの件を処理する権利を有する」というもの。

何と! マクラーレン側がフェラーリの機密情報を持っていることは認めたものの、それがマクラーレンのマシンへと使用された証拠はないため、ペナルティは科さないという結果です。マクラーレン側としてはひとまず安心といったところか。

収まらないのが不満度100%のフェラーリ。「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは国際スポーツ法典第151c条に違反し、したがって不正な形、つまり競技あるいはモータースポーツ全般の利益を害する形の行為を行っていたことが発覚した。それにも関わらず、世界モータースポーツ評議会は、フェラール所有の情報が、現在の選手権に出走しているボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのマシンに効果的に使用されたと明確に立証されないため、さらなる証拠がない限り、制裁措置は取れないと判断した。フェラーリは、FIA世界モータースポーツ評議会ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは有罪であると考えているという点を指摘する。スポーツにおいて誠実であるという原則への違反に、当然の必然的結果として、制裁措置の適用が行われないのは、理解しがたいことである。本日の決定はフォーミュラワンにおける不正行為を正当化するものであり、非常に重要な先例となってしまった。小さなことで状況が一変するフォーミュラワンのようなスポーツにおいて、このようなことが起こっただけに事態は深刻だ。フェラーリは、これはこのスポーツの信用を大きく損なうものであると考える」。

マクラーレンはかねてより、「フェラーリ側の情報を不正に取得したのは同チームのコフラン氏による単独行為であり、チームとしては関わっていない。もちろんコフラン氏が入手した情報をマシンへと利用した事実もない」と主張していた。しかしフェラーリとしては、機密情報が他チームへと不正に流出しただけでも我慢しがたいという。

フェラーリからの情報がマクラーレンのマシンへと利用されていたか否かを見極めるのは、非常に困難なこと。はっきり言ってよほどのことが無い限り、まず利用されたかどうかの真実は分からないでしょう。となると情報漏洩がペナルティを与えられる罪であるかが焦点。今回の判決では、情報を不正に入手してもそれを選手権を妨げる形で使用しなければ、ペナルティは科されないということになった。つまり、マシンへ利用しなければ、不正に情報を獲得してもいいということになってしまう。

なかなか難しい問題ですが、やはりスパイ疑惑は断じるべきでしょう。情報なんて漏れるもの。メカニックが他チームへ移籍したりするだけでも、情報は流れてしまうでしょう。けれど、情報は漏れるものである一方、そこにフェアな精神がなければならない。今回の判決が今後どのように影響していくのか。若干不安を残すものであります。  (新美)
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GT菅生、TAKATA童夢NSXが4戦連続ポールをゲット!

今年のスーパーGTの折り返しレースとなる第5戦菅生の予選が行われた。ポールポジジョンを獲得したのはなんと第2戦岡山国際サーキットから4戦連続となるTAKATA童夢NSX(道上龍選手、小暮卓史選手)。ウエイトハンデ制のあるスーパーGTでの4戦連続ポールポジションはかなりの快挙である。今シーズンに入ってからこれだけポールポジションを獲得しているにもかかわらず、トラブル続きで結果を残せてないTAKATA童夢NSXとしては、是が非でも優勝が欲しいところだろう。また、NSX勢は2番手、3番手にもARTA NSX(伊藤大輔選手、ラルフ・ファーマン選手)、EPSON NSX(ロイック・デュバル選手、ファビオ・カルボーン選手)が入り、1−2−3体制を固めている。以下、宝山トムスSC430(脇坂寿一選手、アンドレ・ロッテラー選手)、REAL NSX(金石勝友選手、アンドレ・ロッテラー選手)、YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z(セバスチャン・フィリップ選手、柳田真孝選手)というトップ6である。

GT300クラスはプリヴェKENZOアセット・紫電(高橋一穂選手、加藤寛規選手)がクラストップ。2番手、3番手にはARTAガライヤ(新田守男選手、高木真一選手)、エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美選手、藤井誠暢選手)が続いている。

決勝は80周レース(300km)で争われる。「魔物が住む」と言われている菅生でどんなドラマが繰り広げられるのか?(永田)

http://www.supergt.net/jp/
posted by Carmode at 01:00| ニュース