2007年07月19日

ホンダ、世界規模で大増産へ!

ホンダが毎年恒例の年央会見を行いました。内容は多岐に渡り、海外の成長基盤の強化や環境への取り組み強化など、今後のホンダの方針が次々と明らかになっています。

その中で特に注目したいのは、工場関係。2008年秋に北米はインディアナ新四輪車工場が稼働する他、カナダ新エンジン工場が稼働予定。さらにメキシコ工場も生産能力を拡大し、北米での四輪生産能力を高めます。

それだけではない。アジア地域でも工場はこれでもかというほど工場が建設されたり生産能力が高められたりする。インドではホンダ・モーターサイクルアンド・スクーター・インディアが、2010年までに100万台から120万台へ能力拡大予定。
010年にはインドの生産能力が560万台を超えるというからスゴい。ベトナムでも生産能力増強の他、第2工場を建設。と、アジアでは二輪にも力が入れられるようです。

もちろん四輪をおろそかにするワケではない。インドで四輪の第2工場を建設する他、タイでも今年4月にエンジン部品工場が稼働し、今年秋には板金部品生産会社が稼働予定。新たに第2工場の建設にも着手し、タイ第2工場は2008年後半に稼働する予定です。この結果、タイでの生産能力は現在の12万台から24万台へと倍増。他にもアルゼンチンに四輪車工場を建設するなど、これでもかというほど、工場を稼働させていきます。

また、成長著しい中国には、合弁会社の広州本田が、四輪車の研究所「広州本田汽車研究開発有限公司」を設立。広州本田の全額出資の子会社で、約20億元(約300億円)を投じて本格的な高速テストコースを備えた研究開発施設を建設予定だそう。2010年の発売をめざし、広州ホンダの自主ブランド商品の開発を行う。中国でのシェア拡大を実現すべく、ホンダも必死であります。

日本国内に対してはどうしていくのか。大きな話題となった寄居町新工場(2010年稼働予定)や小川町エンジン新工場(2009年夏に稼働予定)の他、軽自動車事業の強化のための工場建設地獲得も新たに発表された。ホンダの連結子会社である八千代工業が、工場建設用地として八千代工業四日市製作所の隣接地を取得したのです。この用地は軽自動車のエンジン組立を行う工場となりそう。これで軽自動車の生産効率が大幅に高まるそうです。

先日累計販売200万台を達成したフィットを筆頭に、CR−Vなど世界各国で好調なホンダ。そこでまず世界それぞれの地域に工場を設立。国内は依然厳しいものの、軽自動車は高い水準で安定しているため、軽自動車を重点的に強化する。なかなか抜け目ない作戦だと思います。(新美)

http://www.honda.co.jp/news/2007/c070718a.html
posted by Carmode at 18:53| ニュース

あらま! アキュラ、国内導入先送り!

ホンダが同社のプレミアムブランド「アキュラ」の日本導入を延期すると発表しました。これは年央会見で明らかになったもの。アキュラの国内導入は2008年秋の予定でしたが、市場環境を総合的に判断した結果、2年程度延期することに決定されたとのこと。

これには驚いた人も多いはず。ホンダは今年5月にアキュラデザインスタジオをアメリカでオープンさせ、そのニュースを聞いて「これで日本導入へもさらに本格的に動き出した」と思われました。もっと言えば、次期NSXもアキュラブランドから販売されるなんて噂されているし、これらが一体どうなっていくのか。

ただし、もしかしたら、と思う点もある。ホンダは年央会見で次世代ディーゼルを2009年にアメリカ市場へ投入すると発表。国内へは1年程度遅れて導入されると見られている。となれば次世代ディーゼルの国内導入は2010年。アキュラ導入も2年延期されたら2010年。アキュラブランド導入と同時に、アキュラブランドから次世代ディーゼルモデルを発売するなんてことも考えられます。レクサスが国内にある今、プレミアムブランドというだけではインパクト弱いですから。

ちなみにホンダはディーゼルだけでなく、シビックハイブリッドよりもさらに安価な「新型ハイブリッド専用車」を2009年に発売すると明らかにしている。「ハイブリッド専用」というところが何とも楽しみ。どういったデザインやシステムを採用してくるのでしょうか。

アキュラの国内導入延期を残念だと思う人もいるかもしれませんが、それには単に「導入しても厳しい」と判断しただけでなく、他の含みがあるような気もします。ともあれ、最近日産が元気を取り戻しつつある一方で、ホンダも負けずに楽しみなことをたくさん持っていますね。(新美)
posted by Carmode at 12:11| ニュース

中越沖地震で工場操業停止

今週16日(月曜日)に新潟県、長野県を襲った「新潟県中越沖地震」の影響が自動車業界にも現れ始めている。大手トランスミッション製造メーカーのジヤトコが主力となっている静岡県内の3工場で生産を休止することになったのだ。

ジヤトコの生産休止の理由は、ジヤトコへオイルシールの供給しているリケン(新潟県柏崎市に工場を持つ)が、地震の影響で操業を停止しているため。すでにリケンの柏崎工場地区は工場内の後片付けは終了しているが、工場の損傷に加えて水道、ガスが復旧していない。自動車メーカーをはじめとする取引先からも支援を得て復旧作業を行っているものの、操業再開までしばらく時間が必要と予想されている。

ジヤトコは親会社の日産を筆頭にスズキ(メーカー名は公表していない。ただ中越沖地震の影響で部品納入に影響が出ているため19日から3日間、主力工場の生産ラインを一時停止することを発表している)、マツダスバルなどが顧客となっている。「トランスミッションの供給遅れ」という問題も大きいが、同時にリケンはピストン、ピストンリング、カムシャフトを代表とするエンジン関係の部品、駆動系や足回りの部品も多数生産しており、今後さらに自動車生産への影響が出ないかという懸念も考えられる。

なお、中越沖地震で柏崎市と同様に大きな被害を受けた長岡市に本社、工場、研究施設を持つ日本精機(純正のメーターや“Defi”ブランドの追加メーターなどを生産)には幸い大きな影響はなかったとのことである。

今回の地震では被災された方へのケア、ライフラインの停止など問題が山積みとなっているため復旧の優先順位をつけることは非常に難しいが、リケンにもなるべく早く操業が再開できるよう頑張って欲しいところだ。(永田)

http://www.riken.co.jp/ir/pdf/rik070718eqk.pdf(リケン)

http://www.suzuki.co.jp/release/d/2007/0718/index.html(スズキ)
posted by Carmode at 11:04| ニュース

プリウス、ブレイド、アリオンが高速SAに登場

ワインレッドの看板が目印となっているトヨタディーラーのトヨタ店が夏休み期間の高速道路のサービスエリアを利用した面白いイベントを行う。7月21日(土曜日)から8月26日(日曜日)の週末やお盆休みに、一般ユーザーから注目の高いプリウスブレイドアリオンの展示をすることになったのだ。

普段以上に人の多いサービスエリアで展示イベントを行うのは効果が高いといえるし、発売から日の浅いブレイドとアリオンに他に、燃費のいいクルマを求めるユーザーが増えているため興味を持っているユーザーが多いと考えられるプリウスも展示するというのは強いアピール効果があるのではないだろうか。あくまで、展示イベントであるため試乗や見積もりを取ったりということは出来ないが、最寄りのディーラーの検索などは出来るため、ユーザーには「次の休みにでもディーラーに見に行って、試乗させてもらおうか」という気持ちが生まれるというケースもあるかもしれない。

この展示イベントが行われるのは全国8ヶ所のサービスエリアで、それぞれ2日間の開催となる(リンク先を参照)。このイベントを見て感じるのは「こういうイベントはトヨタよりも、もっと認知度の欲しいメーカーがすべきではないか」ということ。もし、トヨタがこの種のイベントをさらに行うようになると、圧倒的な強さを見せるトヨタと他メーカーとの差はもっと開いてしまうのではないだろうか。(永田)

http://toyota.jp/T/cp/sa/
posted by Carmode at 06:24| ニュース