5月23日の発表から1週間という短期間で月間販売目標台数として設定された2000台の2.5倍となる約5000台の受注を集めた
日産のデュアリスが、発売から1ヵ月半を経過した時点で受注台数を1万台(正式には1万163台)まで伸ばした。
発売直後の「乗ると良さが感じられる。でも、スタイルの好みが分かれるかもしれない」などという若干の懸念を吹き飛ばす快挙といえるのではないだろうか。グレードや
ボディカラーといった受注内容の内訳は発売後1週間の時点とほとんど変わりない状況で、オンロードを優先した
コンセプトを表すように全体の50%強をFF車が占め、グレードはルーフが広い面積のガラス張り(世界で3番目)となる「
スタイリッシュガラスルーフ」などを標準装備とする上級の20GがFF、4WD合わせて80%近い人気を集めている。
ボディカラーもイメージカラーの
ダイヤモンドシルバーと新色のメット
ブラックで約65%(発売後1週間の時点では約60%)となっている。
今回の発表で新たに発表されたのが下取り車と性別・年齢層の割合である。下取り車の日産車:他社車の割合は、発売1週間の時点での77.3%:22.7%から発売1ヵ月後の時点では71.6%:28.4%と他社車の割合が若干増えている。この結果は今まで日産車を贔屓にしていた顧客以外からも、デュアリスが注目を集めているという象徴と考えられる。
また、性別・年齢層に関しては年齢層が興味深い。発表によると、29歳以下13.5%、30代23%、40代20.1%、50代25.4%、60代以上18%とユーザー層は大きな隔たりのない傾向となっているのだ。ファミリカー的な使い方をすると予想される30代と40代、あまり大きくないSUVを求めていた50代以上など幅広い年齢層からデュアリスが支持を集めているといえるのはないだろうか。日産としても夏に予定している次期型エクストレイルの発表を前にして、「SUVの市場が決して小さくない」という事実を証明できたことも明るい展望と言えるかもしれない。
往年の日産車のように走りへのウエイトを大きく置いたデュアリスの好調が、日産の今後を占う上での良いターニングポイントとなることを期待したい。(永田)
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070706-01-j.html
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