「JC08モード」と「10・15モード」の違いは何か。「10・15モード」とは、エンジンが温まった状態で燃費計測を行うもの。通常の街中走行に近い加減速を繰り返したり(こちらは10項目)、比較的高速での加減速やアイドリング状態の燃費を計測したりする(こちらは15項目)ことから、10・15モードと呼ばれます。
一方の「JC08モード」は、簡単に言うと「10・15モード」より広いスピードレンジで、加減速をさらに多くこなす方法。エンジンが冷えている状態の燃費もしっかりとチェックするため、走行パターンを見ても「10・15モード」よりもユーザーの実走行に近い燃費記録になると言われています。
今後は「10・15モード」と「JC08モード」の燃費を両方カタログに乗せ、いずれは「JC08モード」による計測の値だけにする方針。
また国土交通省は、2015年までに平均で23,5%燃費が改善されるだろうも発表。というか、新たな省エネ法が交付され、23,5%燃費が改善された新燃費基準が策定されてしまった。2004年度の実績値が13,6km/Lだったのに対し、2015年度推定値は16,8km/L。かなり難しいのではないでしょうか。国土交通省は技術発展を見込んでの策定だとしていますが、ガソリンエンジンでさらに燃費を向上させるのは、そう簡単ではない。
ともあれ、カタログ燃費の表示が変わると共に、燃費基準もますます厳しくなっていくことは確実。ユーザーに大きな影響はないけれど、何しろメーカーの対応が大変そうですね。 (新美)
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090702_.html