2007年07月22日

F1ヨーロッパGP予選、ライコネン選手がポールをゲット

ドイツ、ニュルブルクリンクサーキットで開催されているF1第10戦ヨーロッパGPの予選が行われた。ポールポジションを獲得したのは開幕戦オーストラリアGP以来となるキミ・ライコネン選手(フェラーリ)である。ここ2戦のフランスGP、イギリスGPで連勝を飾っているライコネン選手としては3連勝でマクラーレンのルイス・ハミルトン選手、フェルナンド・アロンソ選手との差を詰めておきたいところだろう。2番手、3番手にはアロンソ選手、フェリペ・マッサ選手(フェラーリ)が続いている。4番手から6番手はニック・ハイドフェルド選手(BMWザウバー)、ロバート・クビサ選手(BMWザウバー)、マーク・ウェーバー選手(レッドブル)という順だ。

ここまでたいていのレースで予選トップ4あたりのグリッドには着けていたハミルトン選手は、予選第3ピリオドで大クラッシュ(タイヤバーストによるもの)を起こし、10番手からのスタートとなる。ただ、ハミルトン選手は大事には至っていないが、ヘリコプターで病院に運ばれるとのこと。決勝出走にはドクターストップがかかる可能性もあり、ハミルトン選手の動向が気になるところである。

日本勢は、トヨタの2台が予選第3ピリオドまで駒を進めヤルノ・トゥルーリ選手8番手、ラルフ・シューマッハ選手9番手からのスタート。ホンダ勢はまだ問題解決の糸口が見つけられないようで、ルーベンス・バリチェロ選手14番手、ジェイソン・バトン選手17位という厳しいポジションだ。スーパーアグリの2台はアンソニー・デビッドソン選手15位、佐藤琢磨選手16位とまずまずの位置で決勝を迎える。奇しくもホンダエンジン搭載車が14番手から17番手までに並ぶ結果である。

明日の決勝は60周レースで争われる。優勝争いはもちろん、ハミルトン選手の動向、そして日本勢の活躍など見逃せないレースとなるに違いない。(永田)
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高速道路、お盆半額割引だって?

中日本道路株式会社がお盆時期の渋滞解消のため、東名自動車道と中央自動車道(上り線に限る)で新たなETC利用者に向けた割引を導入することになった。新しい割引制度は「お盆半額割引」というもので、8月11日(土曜日)から8月19日の期間の9時から12時と20時から24時の時間帯に対象となる入り口、出口インターチェンジの両方を通過すれば(時間内に入り口、出口のどちらかを通れば適応)、通行料金が半額となる。導入の目的は午後から夕方にかけて集中する上り線の渋滞を緩和させるために、交通量を午前中と夜にも分散させようということにあるようである。

対象となるインターチェンジは
・東名自動車道(入り口/静岡インターから清水インター、出口/東名横浜インターから東京インター)
・中央自動車道(入り口/諏訪インターから相模湖インター、出口/八王子インター)
※中央自動車道方面に関しては中部横断自動車道の一部、中央自動車道の河口湖インター方面の入り口、圏央道の八王子西インターも含まれる。
となる。

渋滞緩和や高速道路の利用を促すための割引が増えるのは有難いことながら、夜間・早朝割引、通勤割引、日曜・祝日の夜間を対象とした料金割引の社会実験(お盆半額割引と同様の区間で料金が半額になる)など「どの割引を使ったらいいのか分かりにくい」というのも事実。ぜひ、利用パターンに合わせて(割引を適応させるためには若干の計画変更も必要かもしれない)ETC割引を賢く利用していただきたい。(永田)

http://www.c-nexco.co.jp/info/charge/070717174453_1.html
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2007年07月21日

「通人のスタッドレスタイヤ」フルモデルチェンジ

ダンロップファルケンタイヤが、ファルケンブランドのスタッドレスタイヤのニューモデルESPIA EPZ」を8月1日から発売することになった。「ESPIA EPZ」の前モデルである「ESPIA EP03」の登場が04年夏なので、3年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

「ESPIA EPZ」の特徴はコンパウンド、トレッドパターンの改良によるあらゆる場面での性能向上。コンパウンドでは卵の殻から作られた新素材「マイクロエッグシェル」の配合による氷上での引っかき効果と吸水効果の向上を狙い、トレッドパターンで中央部に氷上性能を高める役割を持たせた。両ショルダー部に雪道・シャーベット路での性能を高める役割を持たせている。

また、「キャニオンサイプ」と呼ばれる新しいサイプの採用により、ブロック剛性を強め乾燥路でのハンドリング向上や氷上でのブレーキ性能の向上が図られている。さらに、トレッドパターンにはゴムの硬化を防ぐ「メインテインアクション」という硬化抑制剤が含まれおり、性能を長期間維持できるよう配慮されていることもユーザーにとっては嬉しいところだ。

これまでの「ESPIA EP03」も高いコントロール性など評価が高く、「ESPIA EPZ」は「ESPIA EP?03」の良さを引き継ぎながら性能向上と長い寿命が期待できる。今年の冬にスタッドレスタイヤを購入する計画があるなら、ぜひ「ESPIA EPZ」も候補に入れてみてはいかがだろう。(永田)

http://www.falken2.jp/news-release/2007/070719.html
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インディアナポリスでバイクのGP開催が決定

来年のF1アメリカGPの開催断念が決定したばかりのインディアナポリス・モーター・スポードウェイが、来年からバイクのモトGPのレースを行うことを発表した(契約は複数年の模様)。来年、インディアナポリス・モーター・スポードウェイで開催されるモトGPの日程は9月12日から14日。コースは今までF1で使われていたものと同様に左回りで名物のバンクコーナーも利用するレイアウトとなるが、バイクでのレースに対応するためにバンクの傾斜を緩やかにするなどの改修が施されるようである。

インディアナポリス・モーター・スポードウェイでは、2009年の建設100周年を前に来年からインディ500、NASCARネクステルカップ、F1、そしてモトGPという4カテゴリーの格式あるレースを用意する予定となっていたが、F1開催は残念ながら断念となったため、結果的にF1の代わりにモトGPが行われる形となった。なお、来年のモトGPがインディアナポリス・モーター・スポードウェイで開催される初めてのバイクレースとなるとのことだ。

F1の開催はなくなってしまったものの、インディアナポリス・モーター・スポードウェイではモトGP開催のより4輪レースとは違った層の集客を狙う。モトGP開催による新たな経済効果も期待できそうだ。インディアナポリスが4輪レース、2輪レースの双方で発展していくことを願いたいところだ。(永田)
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フォード、ジャガーとランドローバーも売却間近?

先日フォードボルボを売却する計画であるということをお伝えしました。それからまだ数日しか経っておりませんが、またしてもフォードに売却話が浮上。売却されるのはジャガーとランドローバーで、米紙が投資ファンドなど買収しそうな企業に買収提案を出す段階に入っていると報じられています。

売却額は未だ明らかになっていませんが、フォードはボルボの売却に関してかなり強気でいることから、ジャガーなども強気な価格設定をしてくるかもしれない。いや、強気というよりは、その値段で買ってもらわないと、もはや厳しいということか?


火の無い所に煙は立たず。まだフォードから正式発表こそされていないものの、買収に向けた動きがあるのは確かでしょう。ボルボを含め、いくつかのブランドを売却し、さらにリストラを敢行することで負債をできる限り減らす。さらには魅力的な新型車で需要を伸ばすということを全てできなければ、もはやフォード相当厳しいかもしれません。(新美)
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ETCなしでも適応される料金割引が登場!

中日本道路株式会社が管轄する伊勢湾自動車道の「みえ川越インターチェンジから飛島インターチェンジ」の区間で、7月25日から当面の間通行料金が半額になることになった(区間内で出入りすることが条件)。この料金割引は伊勢湾自動車道と並行する国道23号線で橋の補強工事が行われるため、工事による国道23号線の渋滞や工事渋滞を避けるクルマが国道23号線のさらに北側を走る国道1号線に流れ、激しい渋滞が起こると予想。迂回路になる伊勢湾自動車道の通行を促そうというもの。料金割引はETCの利用を問わず通行する全車両に24時間適応される。

国道の渋滞緩和のため、並行する高速道路の料金を安くするというアイデアは珍しくないものの、この料金割引ではETCのないクルマにも割引料金が適応されるところが新しい。各道路株式会社には、今回の料金割引のようにどのクルマでも料金が安くなるように配慮していただき、高速道路が有効活用されるような政策をドンドン導入して欲しいところだ。(永田)

http://www.c-nexco.co.jp/info/service/070717164903_1.html
posted by Carmode at 05:29| ニュース

2007年07月20日

三菱がタイで新型SUVを生産開始か?

タイでピックアップトラック「トライトン」の生産を行っている三菱が、トライトンをベースにした大型SUVの生産を開始する方針を固めた。これはタイを訪問している三菱の益子社長が明らかにしたもので、来年後半のタイ市場への投入を皮切りにヨーロッパオーストラリア、中東地域への輸出も行うという。また、輸出開始により生産能力が不足した場合にはタイに新工場を建設する計画もあるとのことだ。

日本でもピックアップトラックの良さが再認識されつつあること(最近トライトンは100台の追加輸入が決まったり、フォードエクスプローラースポーツトラックの導入を始めている)や世界的なピックアップトラックの需要の増加やトヨタがタイで生産しているピックアップトラックベースのSUV「フォーチュナー」が大人気となっていることを考えれば、三菱がピックアップトラック派生のSUVの生産を始めるのも当然といえる。三菱が以前から得意としてきたピックアップトラックから生まれるSUVの投入が三菱完全復活の追い風になれば、ファンや自動車業界にとっても非常に嬉しい動きとなるのではないだろうか。(永田)
posted by Carmode at 19:06| ニュース

救援ロボット「援竜」発進!

福岡県北九州市ロボット開発ベンチャー企業「テムザック」が公道での走行も可能なレスキューロボット“T53援竜”を開発し、報道陣への公開を行った。“T53援竜”は7つの間接を使って2本のアームの先に付いたツメで障害物などを挟んで動かせるロボット(軽自動車のラゲッジスペースに積んだカバンを取り出すという細かい動きも可能)で、操縦席に座ったオペレーターの操作の以外にも400メートル程度の距離なら無線LANを利用した遠隔操作が出来る点も大きな特徴となっている。また、“T?53援竜”にはウインカーやバックミラーなども備えられており、小型特殊車両の扱いでナンバープレートも取得しているのも見逃せないポイント。実際の現場でトラックなどに積まなくても移動が出来るのは非常に利便性が高いといえるだろう。

「遠隔操作や自走が可能で利便性が高い」となると、気になるのが今週初めに起きた新潟県中越沖地震の被災地で利用出来ないか?ということだ。この件に関して「テムザック」の高木社長は「もし被災地から要請があれば、喜んで協力したい」と話しており、普及作業中に何らかのリスクが考えられる被災地での復興過程で投入される可能性も十分ありそうである。ナンバープレート付きで公道での自走も可能なレスキューロボットが、社会に役立つことを期待したい。(永田)
posted by Carmode at 17:54| ニュース

ガソリン平均価格、やっぱりジワジワ上昇

石油情報センターから7月17日(火曜日)調査の全国ガソリン平均価格が発表された。発表によると全国平均価格はレギュラーガソリン/141.1円。ハイオクガソリン・52円。軽油/119.8円と前の週より0.4円から0.5円上昇しており、平均価格自体は微妙に上がったといったところ。去年の夏場とレギュラーガソリンの全国平均価格が140円を超えたタイミングを比較すると、昨年が需要の増える8月に入ってからだったのに対し今年は7月9日の時点で140円を越えており、ドライバーにとっては悩ましい季節が一足早く始まってしまったといえる。

さらに、8月からはガソリン調達コストが2円程度上がることや、これまでの価格上昇未転嫁分も4円程度残っており、8月になるとガソリン価格は2つの合計で5円から6円上がり、レギュラーガソリンの全国平均価格が145円を超えることも予想されている。ドライバーがガソリン価格の高騰への対応としてクルマの利用を控える以外に可能なことは2つ、値上げ前にガソリンを満タンにしておくことと燃費を向上させることだろう。出来るだけの対応をして、ガソリン価格の高い時期を乗り越えたいものである。(永田)

http://oil-info.ieej.or.jp/price/price_ippan_kyuyujo_syuji.html
posted by Carmode at 11:11| ニュース

スパイカーF1、アルバース選手の後任が決定!

先日アルバース選手を解雇したと発表したスパイカーF1チームは、現在同チームのテストドライバーを務めるマルクス・ビンケルホック選手を、今週末に開催されるヨーロッパGPのレースドライバーとして起用すると発表しました。

マルクス選手は「夢が叶ったね。今年はマシンに乗る時間が少ないが、体力的にも精神的にも準備はできている。現時点では1戦のみのチャンスだが、ベストを尽くすつもりだ」とコメント。

マルクス選手とは一体どういう経歴の持ち主なのか。ビンケルホック選手は、元F1ドライバーのマンフレッド・ビンケルホック氏を父に持ち、また叔父のヨアヒム・ビンケルホック氏も元F1ドライバーという、いわばサラブレッド。父のマンフレッド氏は1985年の世界耐久選手権カナダ大会で他界するという悲劇的な最後を遂げていますが、マルクス選手は父の遺志を受け継ぎ、ヨーロッパのF3シリーズで活躍。ワールドシリーズbyルノーでシリーズ3位になるなどの成績を収めています。

マルクス選手にとって、これは願ってもないチャンス。まだレースドライバーを務められるのはヨーロッパGPだけで、それ以降は決定していない。スパイカーのマシンは戦闘力があまり高くはないけれど、その中で一体どんな走りを見せてくれるのか、楽しみであります。(新美)
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2007年07月19日

ホンダ、世界規模で大増産へ!

ホンダが毎年恒例の年央会見を行いました。内容は多岐に渡り、海外の成長基盤の強化や環境への取り組み強化など、今後のホンダの方針が次々と明らかになっています。

その中で特に注目したいのは、工場関係。2008年秋に北米はインディアナ新四輪車工場が稼働する他、カナダ新エンジン工場が稼働予定。さらにメキシコ工場も生産能力を拡大し、北米での四輪生産能力を高めます。

それだけではない。アジア地域でも工場はこれでもかというほど工場が建設されたり生産能力が高められたりする。インドではホンダ・モーターサイクルアンド・スクーター・インディアが、2010年までに100万台から120万台へ能力拡大予定。
010年にはインドの生産能力が560万台を超えるというからスゴい。ベトナムでも生産能力増強の他、第2工場を建設。と、アジアでは二輪にも力が入れられるようです。

もちろん四輪をおろそかにするワケではない。インドで四輪の第2工場を建設する他、タイでも今年4月にエンジン部品工場が稼働し、今年秋には板金部品生産会社が稼働予定。新たに第2工場の建設にも着手し、タイ第2工場は2008年後半に稼働する予定です。この結果、タイでの生産能力は現在の12万台から24万台へと倍増。他にもアルゼンチンに四輪車工場を建設するなど、これでもかというほど、工場を稼働させていきます。

また、成長著しい中国には、合弁会社の広州本田が、四輪車の研究所「広州本田汽車研究開発有限公司」を設立。広州本田の全額出資の子会社で、約20億元(約300億円)を投じて本格的な高速テストコースを備えた研究開発施設を建設予定だそう。2010年の発売をめざし、広州ホンダの自主ブランド商品の開発を行う。中国でのシェア拡大を実現すべく、ホンダも必死であります。

日本国内に対してはどうしていくのか。大きな話題となった寄居町新工場(2010年稼働予定)や小川町エンジン新工場(2009年夏に稼働予定)の他、軽自動車事業の強化のための工場建設地獲得も新たに発表された。ホンダの連結子会社である八千代工業が、工場建設用地として八千代工業四日市製作所の隣接地を取得したのです。この用地は軽自動車のエンジン組立を行う工場となりそう。これで軽自動車の生産効率が大幅に高まるそうです。

先日累計販売200万台を達成したフィットを筆頭に、CR−Vなど世界各国で好調なホンダ。そこでまず世界それぞれの地域に工場を設立。国内は依然厳しいものの、軽自動車は高い水準で安定しているため、軽自動車を重点的に強化する。なかなか抜け目ない作戦だと思います。(新美)

http://www.honda.co.jp/news/2007/c070718a.html
posted by Carmode at 18:53| ニュース

あらま! アキュラ、国内導入先送り!

ホンダが同社のプレミアムブランド「アキュラ」の日本導入を延期すると発表しました。これは年央会見で明らかになったもの。アキュラの国内導入は2008年秋の予定でしたが、市場環境を総合的に判断した結果、2年程度延期することに決定されたとのこと。

これには驚いた人も多いはず。ホンダは今年5月にアキュラデザインスタジオをアメリカでオープンさせ、そのニュースを聞いて「これで日本導入へもさらに本格的に動き出した」と思われました。もっと言えば、次期NSXもアキュラブランドから販売されるなんて噂されているし、これらが一体どうなっていくのか。

ただし、もしかしたら、と思う点もある。ホンダは年央会見で次世代ディーゼルを2009年にアメリカ市場へ投入すると発表。国内へは1年程度遅れて導入されると見られている。となれば次世代ディーゼルの国内導入は2010年。アキュラ導入も2年延期されたら2010年。アキュラブランド導入と同時に、アキュラブランドから次世代ディーゼルモデルを発売するなんてことも考えられます。レクサスが国内にある今、プレミアムブランドというだけではインパクト弱いですから。

ちなみにホンダはディーゼルだけでなく、シビックハイブリッドよりもさらに安価な「新型ハイブリッド専用車」を2009年に発売すると明らかにしている。「ハイブリッド専用」というところが何とも楽しみ。どういったデザインやシステムを採用してくるのでしょうか。

アキュラの国内導入延期を残念だと思う人もいるかもしれませんが、それには単に「導入しても厳しい」と判断しただけでなく、他の含みがあるような気もします。ともあれ、最近日産が元気を取り戻しつつある一方で、ホンダも負けずに楽しみなことをたくさん持っていますね。(新美)
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中越沖地震で工場操業停止

今週16日(月曜日)に新潟県、長野県を襲った「新潟県中越沖地震」の影響が自動車業界にも現れ始めている。大手トランスミッション製造メーカーのジヤトコが主力となっている静岡県内の3工場で生産を休止することになったのだ。

ジヤトコの生産休止の理由は、ジヤトコへオイルシールの供給しているリケン(新潟県柏崎市に工場を持つ)が、地震の影響で操業を停止しているため。すでにリケンの柏崎工場地区は工場内の後片付けは終了しているが、工場の損傷に加えて水道、ガスが復旧していない。自動車メーカーをはじめとする取引先からも支援を得て復旧作業を行っているものの、操業再開までしばらく時間が必要と予想されている。

ジヤトコは親会社の日産を筆頭にスズキ(メーカー名は公表していない。ただ中越沖地震の影響で部品納入に影響が出ているため19日から3日間、主力工場の生産ラインを一時停止することを発表している)、マツダスバルなどが顧客となっている。「トランスミッションの供給遅れ」という問題も大きいが、同時にリケンはピストン、ピストンリング、カムシャフトを代表とするエンジン関係の部品、駆動系や足回りの部品も多数生産しており、今後さらに自動車生産への影響が出ないかという懸念も考えられる。

なお、中越沖地震で柏崎市と同様に大きな被害を受けた長岡市に本社、工場、研究施設を持つ日本精機(純正のメーターや“Defi”ブランドの追加メーターなどを生産)には幸い大きな影響はなかったとのことである。

今回の地震では被災された方へのケア、ライフラインの停止など問題が山積みとなっているため復旧の優先順位をつけることは非常に難しいが、リケンにもなるべく早く操業が再開できるよう頑張って欲しいところだ。(永田)

http://www.riken.co.jp/ir/pdf/rik070718eqk.pdf(リケン)

http://www.suzuki.co.jp/release/d/2007/0718/index.html(スズキ)
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プリウス、ブレイド、アリオンが高速SAに登場

ワインレッドの看板が目印となっているトヨタディーラーのトヨタ店が夏休み期間の高速道路のサービスエリアを利用した面白いイベントを行う。7月21日(土曜日)から8月26日(日曜日)の週末やお盆休みに、一般ユーザーから注目の高いプリウスブレイドアリオンの展示をすることになったのだ。

普段以上に人の多いサービスエリアで展示イベントを行うのは効果が高いといえるし、発売から日の浅いブレイドとアリオンに他に、燃費のいいクルマを求めるユーザーが増えているため興味を持っているユーザーが多いと考えられるプリウスも展示するというのは強いアピール効果があるのではないだろうか。あくまで、展示イベントであるため試乗や見積もりを取ったりということは出来ないが、最寄りのディーラーの検索などは出来るため、ユーザーには「次の休みにでもディーラーに見に行って、試乗させてもらおうか」という気持ちが生まれるというケースもあるかもしれない。

この展示イベントが行われるのは全国8ヶ所のサービスエリアで、それぞれ2日間の開催となる(リンク先を参照)。このイベントを見て感じるのは「こういうイベントはトヨタよりも、もっと認知度の欲しいメーカーがすべきではないか」ということ。もし、トヨタがこの種のイベントをさらに行うようになると、圧倒的な強さを見せるトヨタと他メーカーとの差はもっと開いてしまうのではないだろうか。(永田)

http://toyota.jp/T/cp/sa/
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2007年07月18日

パイオニアもポータブルナビに参入?

サンヨーの「ミニゴリラ」、クラリオンの「Driv Trax」といった持ち運び可能なポータブルタイプのカーナビが人気になっていることを対応し、パイオニアもポータブルカーナビの国内販売を検討していることが明らかになった。このことは毎日新聞が行ったパイオニアの須藤社長へのインタビューで分かったもので、須藤社長は「国内市場で規模を求めるには、今までとは違ったビジネスモデルが必要。海外市場を席巻しているポータブル機がポイントだ」と語っており、パイオニア製のポータブルナビが登場するのは時間の問題といえるだろう。ただし、明確な発売時期は明らかにされていない。

最近は新車購入の際にメーカーオプションやディーラーオプションのカーナビを同時に注文するケースが増え、社外のカーナビの売り上げは縮小傾向となっているため、パイオニアも需要の増えているポータブルナビを開発するのは当然の流れといえるのではないだろうか。そうなると、気になるのがパイオニアはどんなポータブルナビを作るのか? という点。定評ある使いやすさを売りにするのかそれとも他メーカーにはない機能を盛り込んでいくのか。ポータブルカーナビの業界はこれから新たな競争が始まりそうだ。(永田)
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マツダ、国内生産累計4000万台を達成

マツダの国内生産累計台数が7月17日に4000万台に到達し、同日宇品第2工場で記念セレモニーが行われた。国内生産累計台数4000万台目となったのは発売されたばかりの新型デミオで、1931年10月に三輪トラックの生産を開始して以来75年9ヶ月で国内生産累計4000万台が達成されたとのことである。

マツダは1931年に小型トラック分野に参入し、1960年には軽自動車「R360クーペ」で乗用車の生産を開始。その後、世界初のロータリーエンジン搭載車となる「コスモスポーツ」や「RX?7」や「ロードスター」といったスポーツカー、今はない名前だが「ファミリア」、「カペラ」といった主力車種を登場させ、企業規模を拡大した。途中、何度か低迷期はあったものの、現在では「アテンザ」の登場以来「走る喜び」をテーマとしたクルマ作りで完全復活を果たしている。

記念セレモニーにおいて井巻社長は、「生産累計4000万台は、お客様に支えられて達成した記録である。また、創成期から現在に至るまでマツダを支え、尽力くださった多くの先達や関係者、社員の絶え間ない努力の賜物である。マツダはチャレンジ精神旺盛な企業風土のもと、世界の自動車メーカーの中で唯一ロータリーエンジン車を生産するなど、常に新しい技術の開発や価値の創造に取り組んできた。このたびの4000万台到達をさらなる成長へ向けた通過点と位置づけ、今後もお客様に『見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、また乗りたくなる』クルマを提供し続けることができるよう全社をあげて取り組んでいく」とコメントした。

最近ではフォードグループの中核企業となるまでの成長を見せているマツダだが、国内でのブランドイメージは今ひとつというところが課題となっている。ぜひ、今回の国内生産累計4000万台達成を期に、“Zoom?Zoom”のフレーズばかりに頼らないブランドを構築し、日本の自動車業界を面白くする存在となることを期待したい。(永田)

http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200707/070717a.html
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フィット、早くも世界累計販売200万台達成!

ホンダが誇るベストセラーカー「フィット」が、先月末に世界累計販売200万台を達成しました。2001年6月の発売以来、ほぼ6年で達成したのは何ともスゴいこと。

ご存じの通り、フィットは2001−2002 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど自動車の専門家からの評価も高く、またユーザーからも圧倒的に支持されてきた。日本では発売以来累計で96万2000台を販売。マツダデミオが国内の累計販売台数100万台を達成するのに10年程かかったことを考えても、フィットがいかに短期間で売れたか分かるでしょう。

フィットの人気は国内だけに留まらない。ヨーロッパでは41万7000台を売り上げ、アジアなどでも23万台販売されている。今市場が急成長中の中国でも、17万3000台販売しております。

毎月発表される販売ランキングを見ても、今だにフィットは上位にランクインするなど、モデル末期となった今でのその人気は衰えを知らない。それだけに、今年秋にデビューする次期型が気になります。現行モデルがこれだけに人気だと、次期モデルの開発には大きなプレッシャーがかかる。とはいえ、ユーザーを驚かせるようなことをしばしば行うホンダですから、ここは1つ、現行モデルに負けないモデルがデビューすることを期待したいです。(新美)

http://www.honda.co.jp/news/2007/4070717.html
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ホンダF1、中心的な人物が離脱!

ホンダのF1チームで中心的な役割を務めてきたスポーティング・ディレクターのジル・ド・フェラン氏が、チーム離脱することが明らかになりました。レース後のホンダF1からのリリースでも何度かコメントが乗せられていた人物なので、ジル氏のことをご存じの方も多いかと思います。

チームを離脱することになったジル氏は「チームを離れることはとても辛い。これまで10年以上の間、お世話になったホンダやその仲間たちに敬意と感謝の意を表したい。私のこの決断は、決して簡単なことではなかった。私は、自分の職務を全うするためにチームに来たと思っていたが、自分が望んでいたように実現することはできなかった。これまで支えてくれたチームの皆には本当に感謝している。これからのチームの明るい未来を期待している」とコメント。

チームCEOのニック・フライ氏は「ジルがチームを離れるのは大変残念だ。彼が2005年にチームに合流して以来、チームは、彼とともにいい関係を築いてきた。しかし、F1チームは、全てのパズルを正確にはめこまなければならないジグソーパズルのように非常に複雑であり、ジルは、徐々に彼の思い描く役割と現実にギャップを感じ、今回新しい可能性を見つける決断をした。ジルがホンダファミリーとの絆を今後も築いていくれることを期待している」としています。

ジル氏離脱が今季の成績の悪さを関係しているかは、今のところ分かっておりません。しかしながら、今季絶好調だったならば、この離脱はなかったようにも思えます。ちなみにジル氏には、ホンダ離脱の後、来年から参戦予定のプロドライブへ加わるなんて噂も。ちなみにジル氏のディレクター能力に疑問を持つ人も多かったことを付け加えておきます。

ともあれ、今季不振を極めるホンダの人事改革が始まった。今後どういった動きがあるのでしょうか。(新美)
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2007年07月17日

バイクによるETC不正通行者を逮捕!

バイクによるETC不正通行者が逮捕!
一時期よく聞くことのあった自動車によるETC不正通行は最近減ってきた感もあるが、7月17日に横浜新道今井料金所でETCゲートの強行突破をバイクで繰り返していた不正通行者が逮捕された。調べによると、この不正通行者は今年5月頃から数回に渡り横浜新道等の料金所ETCレーンで強行突破を繰り返しており、横浜新道を管理する東日本道路株式会社関東支社が警察に通報し、逮捕に至ったという。

もちろん、今回逮捕された容疑者には通常の料金の何倍もの通行料金が課せられている。今一度、不正通行は脱法行為であることやETCを使う際にはカードの確実な挿入の確認、十分な車間距離と適正なスピードでの進入や万一やむを得ない理由でETCレーンを通過してしまった場合には正しい対応をしなくてはならないことを再認識していただきたい。(永田)

http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/kanto/h19/0717/
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今年のオートギャラリーは開催せず

東京オートサロンほどの入場者数と格式ではないにせよ、ここ2年では19万人の入場者数を誇っていたカスタムカーの祭典「オートギャラリー」が、今年は開催中止となりました。これはオートギャラリー事務局が発表したもの。今年は「オートギャラリー東京2007」として8月3日〜5日の開催が予定されていましたが、諸事情により中止になったとのこと。

これは何とも残念なニュース自動車業界の大きな祭典は年始に開催されることが多いだけに、こうした夏などのイベントはクルマ好きにとって貴重なものでした。ましてやカスタムカーの祭典は、オートギャラリー東京の入場者数を見ても増加傾向(2001年度には入場者数12万3000人ほど、2002年度には13万3000人ほど、2003年度には17万5000人ほどと、年々入場者数を伸ばしていた)。とてももったいない感じがします。

昨年はトヨタが100台以上出展するなど内容も充実していただけに、諸事情が気になるところ。しかし中止が決定した以上、どうしようもない。カスタムカーの祭典は、オートサロンを待つことになりそうです。(新美)

http://www.auto-g.jp/news/200706/29/topics07/index.html
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