2007年06月13日

好調なスズキ、ついにロシア進出!

先週あたりから噂に上がり始めていた、スズキのロシア工場建設が正式に決定した。スズキがロシアに工場を建設するのはサンクトペテルブルク市シュシャリー地区で、09年後半からの稼動が予定されている(初年度は5000台の生産計画予定で、将来的には年間3万台の生産を目指すという)。生産車種はSX4とグランド・ビターラ(日本名エスクード)とのことである。また、新工場の建設においては伊藤忠商事が50%(残り50%はスズキ)の出資をしているのも注目すべき事項だ。

スズキは06年度にロシアで1万6000台もの販売を記録しており、現地生産を行うメリットが大きいということにより今回の工場建設という決定がなされたと考えられるが、同時にロシア進出の先駆者という面からもスズキに対する注目は大きいだろう。これまでに東欧やインドという参入の珍しかった地域への進出を成功させてきたスズキがロシアでどんな展開を見せるか、大いに注目したいところである。(永田)

http://www.suzuki.co.jp/release/d/2007/0608a/index.html
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ファルケンフェアレディZ、波乱のニュル24時間レースで完走を果たす

「世界一偉大な草レース」と呼ばれているほど、多種多様な顔ぶれが集まるレースとして有名なニュルブルクリンク24時間レースが先週末行われ、日本のファルケンモータースポーツチームからエントリーしたフェアレディZ(ドライバーピーター・ダンブレック選手、ダーク・ショイスマン選手、田中哲也選手、星野一樹選手)が無事完走を果たした。

ファルケンモータースポーツチームのフェアレディZは、今年登場したばかりのレーシングカーベースとなる3800ccのモデルを投入したため、エンジントラブルなど数々のアクシデントに遭遇。しかし、満身創痍という状況の中総合34位、3500ccから4000ccまでのクラス11位で完走。今後に向けての貴重なデータや経験を残したといえるだろう。

チーム関係者、ドライバーからは「勝つまで挑戦したい」、「よい経験になった」などというポシティブなコメントが残されており、これからもフェアレディZが世界の舞台で活躍するという姿を見られそうである。なお、霧による視界不良のため6時間もの赤旗中断を含んだ大荒れのレースは、地元マンタイレーシングポルシェ911GT3RSRが優勝した。(永田)

http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/news/070004.html
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トヨタにも遂にリフト量可変エンジン発売!

トヨタエンジンに関する新たな技術を発表しました。それは「バルブマチック」と呼ばれるもので、連続可変バルブリフト機構を備えたもの。簡単に言ってしまえば、日産のVVELやBMWのバルブトロニックと同じく、吸気バルブのリフト量を調節できるシステムです。

トヨタは今まで「VVT−i」と呼ばれるバルブタイミングの制御を採用していましたが、吸気バルブのリフト量を調節する機構は初めて。新開発の2リッターエンジンを皮切りに、順次採用されていくとのことです。

吸気バルブのリフト量を調節できれば当然吸気量も細かく制御できるワケで、低負荷時でのポンピングロス低減により燃費向上が見込め、また高負荷時には空気の流入量を増やすことで出力向上が見込めます。トヨタによれば、2リッターエンジンの場合5〜10%の燃費向上&CO2削減を期待でき、さらに10%以上の出力向上が図れるそう。アクセル操作に対するレスポンスも向上するというから、まさに至れり尽くせりな新技術であります。

日産のVVELの時にも述べましたが、今や環境性能が大きく求められる時代。パワーだけは時代遅れであります。こうした最新技術で「環境性能も、そしてパワーも」という両方取りができるのは、ユーザーにとって何とも嬉しいですね。今まではどちらかを立てればもう一方が立たずといった感じでしたから。

ホンダも進化型VTECとして同じようなシステムを採用予定だし、今後はリフト量までを調節できるエンジンが主流になっていくでしょう。トヨタの「バルブマチック」を備えたエンジンは、モデルチェンジの近いノア/ヴォクシーに採用されるのか? 燃費や出力含め、楽しみなエンジンであります。 (新美)

http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Jun/nt07_027.html
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フォード、ジャガーなど売却か?

イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙などが「フォードは自社の高級車部門であるジャガーとランドローバーの売却を検討し始めている」という報じている。売却先についてはゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、HSBCなどの投資銀行という説が有力で、すでに売却に関する契約を結んだとの情報もあるが、一部ではフィアットかルノーが両ブランドを買収するとの話も。どちらがジャガーとランドローバーを引き受ける場合、真偽のほどは不明ながら売却額は30億ポンド(7200億円)とのことである。

ジャガーとランドローバーを含んだフォードの高級車部門は昨年3億2700万ドル(375億円程度)の赤字を計上しており、決して優良部門とはいえない実績となっている。しかし、フォードが昨年127億ドル(約1兆5000億円)を出していることを考えれば、ジャガーとランドローバーの赤字くらい両社のブランドイメージを考えれば大したことないという考えもできる。逆に考えれば、その2社を手放さなくてはならないくらいフォードは困っているという見方もできるわけで、フォードとフォードグループ各社の動きからは今後も目が離せない状況が続きそうである。(永田)
posted by Carmode at 10:43| ニュース