2007年06月11日

トヨタ、スープラベースのハイブリッドでレース参戦

トヨタが今年の十勝24時間レース(スーパー耐久シリーズ第3戦)へ、面白いクルマで出場するとの話が出ています。トヨタは昨年十勝24時間レースへ「レクサスGS450h」で出場していますが、今年はハイブリッドのレース車を一から開発。ベースは既に生産終了となっているスープラで、レースで走ることを念頭にハイブリッドシステムを開発しているとのこと。もちろん、本格的なハイブリッド・レーシングカーの開発はトヨタ初であります。

ハイブリッドが耐久レースでどれくらい勝負できるのか、かなり気になるところですが、参考までに昨年のGS450hの成績を見てみると、見事17位完走。18位がインテグラ、19位がランエボだったことを考えれば、まぁクラスは違えど立派なものです。何せGS450hは、車重が実測で1685kgもあったそうですから。けれど、燃費面では有利。昨年のレースでは他車より5〜10%も燃費性能の良さが実証されたそうだから、今年レース用に開発されたハイブリッドでは更に伸びる可能性もある。

シャシーが変わるだけでも、速さは相当に上がると思います。あとは舞台となる十勝スピードウェイがストップ&ゴータイプのコースだけに、重量面でどれだけ頑張れるかでしょう。せめて規定重量近くまで軽量化したいところです。24時間だけに燃費性能の良さは大きな武器になる。これでコーナーリングも速ければ、ル・マン24時間に出場しているディーゼル勢と同じく、一気にトップへと躍り出る可能性も。何とも楽しみになってきました。 (新美)
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カナダGP(日本勢)

日本勢は何と言ってもスーパーアグリの健闘が大きなニュース。琢磨選手が6位入賞し、3ポイントを獲得したのです。これは何とも驚きというか、嬉しいニュース! 終盤にはアロンソ選手をオーバーテイクするなど、なかなか見られない光景も。亜久里代表は今季の目標を「ポイント獲得」としていましたが、2度目のポイント獲得どころか3ポイントも一度にゲットできてしまうなんて、素晴らしいことです。デビッドソン選手も11位で完走し、スーパーアグリにとっては忘れられない1日となったはず。

ホンダは厳しい結果に。バトン選手はギヤボックスのトラブルでスタートさえできず、無念の0周リタイア。バリチェロ選手は何とか完走したものの12位と、完走した選手の中では最下位。

厳しい結果だったのはトヨタも同じ。今回はBMWザウバーのクビサ選手が大クラッシュを喫してしまったのですが(両サイドのタイヤウォールに次々とヒット。かなり大きなクラッシュでしたが、クビサ選手は無事だとのこと)、それに巻き込まれたのがトゥルーリ選手でした。クビサ選手が後方からトゥルーリ選手にヒットしたのです。幸いトゥルーリ選手に大きな被害はなかったものの、タイヤがダメになっていたこともあってピットイン。その後トゥルーリ選手も本人もタイやウォールに突っ込んでしまいリタイアとなるなど、トゥルーリ選手には散々な1日だったでしょう。

対照的にラルフ選手は18番手スタートから8位入賞と嬉しい結果。けれど速さを見せたというよりは、様々なアクシデントに助けられたと言った方がよさそう。まだまだ去就問題を払拭するには至っていません。

ルノーのコバライネン選手が21番手スタートから4位入賞するなど、本当に今回の結果は誰にも予想することができないもの。まだ今季は中盤に差し掛かったばかり。まだまだ何が起こるか分かりませんね。次戦は6月17日決勝のアメリカGPであります。 (新美)
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大波乱! カナダGP決勝(その1)

F1第6戦カナダGP決勝は、予想だにしない大波乱の結果となりました。クラッシュの連続でリタイアは10台。他にもコースオフするマシンがいたり、ペナルティを受けるマシンが続出するなど、何とも動きの激しいレースに。

結果から言うと、優勝は新人のハミルトン選手。ハミルトン選手は初優勝を飾るとともに、ドライバーズポイントランキングでもトップに。2位のアロンソ選手とに8ポイントの差をつけております。22歳5ヶ月での優勝は史上4番目。何より開幕からずっと表彰台に上り続けているのは、スゴいとしか言いようがありません。

アロンソ選手はどうだったか。2番手スタートだから上位入賞は確実視されていたものの、スタート直後の1コーナーでコースオフ! いきなり順位を下げてしまいます。その後も何回か1コーナーでミスをおかすなど、どうもアロンソ選手らしくない走り。今季はセーフティカー出動中に給油してはいけないという新ルールが適用されているのですが、アロンソ選手は燃料がなくなったため、そのルールを破ってまで給油せざるを得なくなり、結果として10秒のストップ&ゴー・ペナルティを課せられるなど、散々。ただ、それでも7位で完走し、ポイントを獲得しているのはさすがといったところでしょうか。

フェラーリは不運の週末。途中まで表彰台圏内で走行していたマッサ選手が、ピットレーンの赤信号を無視したとして失格になってしまったのです。本人のコメント曰く、後ろに何台もマシンが連なっていて、ピットレーンではそれが気になったため信号が目に入らなかったとのこと。ライコネン選手は5位入賞。しかし納得のいく成績ではないでしょう。

では2位は誰だったかというと、それはBMWザウバーのハイドフェルド選手。今季安定して上位に入れる速さを持っていたことに加え、様々なトラブルが上位陣を襲ったことも勝因。喜びも一塩でしょう。3位はウィリアムズのブルツ選手。これまた意外な人物。エンジンなどを供給しているトヨタからすれば、かなり悔しいはず。




F1第6戦カナダGP決勝結果
1.ハミルトン選手(マクラーレン)
2.ハイドフェルド選手(BMWザウバー)
3.ブルツ選手(ウィリアムズ)
4.コバライネン選手(ルノー)
5.ライコネン選手(フェラーリ)
6.琢磨選手(スーパーアグリ)
7.アロンソ選手(ルノー)
8.ラルフ選手(トヨタ)
9.ウェバー選手(レッドブル
10.ロズベルグ選手(ウィリアムズ)
11.デビッドソン選手(スーパーアグリ)
12.バリチェロ選手(ホンダ

リタイア
トゥルーリ選手(トヨタ)
リウッツィ選手(トロロッソ)
マッサ選手(フェラーリ)
フィジケラ選手(ルノー)
アルバース選手(スパイカー)
クルサード選手(レッドブル)
クビサ選手(BMWザウバー)
スーティル選手(スパイカー)
スピード選手(トロロッソ)
バトン選手(ホンダ)
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マツダ、広島で事故防止作戦開始!

マツダが今年秋から広島地区で実施されるITS(高度道路交通システム)の公道実証実験に参加することを発表した。ITSの公道を使った実験というと、日産の行っている「SKYプロシェクト」(車車間通信を利用した出会い頭の接触事故の防止やスクールゾーンなどで注意を促す)などが代表的なものとなっている。マツダでは広島市周辺特有の交通事情である

・橋梁が多いためにいわゆる太鼓橋では前方の状況が確認しづらい

・路面電車と自動車が共存しており、交通が交錯している

・平野部と山岳部との距離が近いために、気象・路面状況が変化しやすい

といったことを考慮し……

渋滞末尾情報提供システム

・速度注意喚起システム

・信号待ち車両への追突防止システム

・出会い頭衝突防止支援システム

・右折時衝突防止支援システム(路面電車接近、対向車接近、歩行者通行の情報提供)

・走行支援情報提供システム

の実証実験をしていくという。今回行う広島市周辺の交通事情を踏まえた実証実験は、他の地域でも応用できるものが多く、意義の多い実験といえるのではないだろうか。

ITSを使った事故防止システムは、公道を走るクルマや歩行者(できれば全て)がITS用の機器を持つ必要があり、普及はかなり難しいことと考えられる。しかし、普及させるためには改良ポイントを洗い出すための実験も必ず必要なわけで、普及に向けてのよいデータ収集を行って欲しいところである。(永田)

http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200706/070608.html
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Fポン第4戦、クインタレッリ選手が初優勝を飾る

岡山国際サーキットでは初めての開催となるフォーミュラニッポン第4戦の決勝が行われた。レースはスタートで、ポールポジションの小暮卓史選手(PIAA NAKAJIMA)が出遅れ、2番手スタートのロニー・クインタレッリ選手(INGING)がレースをリード、その後ろにブノワ・トレルイエ選手と松田次生選手という2台のmobilecast IMPUL勢の続く序盤戦となった。

今回のレースは68周(250km)のレース中に1回以上のピットストップが義務着けられており、上位陣はレース中盤の40周過ぎからピットインを開始。しかし、ピットストップでの順位変動はなく、トップ3はクインタレッリ選手、トレルイエ選手、松田選手の順でゴール。クインタレッリ選手とINGINGチームにとっては嬉しいフォーミュラニッポン初優勝となった。

4位以下はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手(CARCHS KONDO)、小暮卓史選手、立川祐路選手(RECKLESS CERUMO)、荒聖治選手(DHG トムス)、ミハエル・クルム選手(Arabian Oasis IMPUL)というトップ8である。

第4戦を終えてのポイントランキングは
松田選手:28ポイント
トレルイエ選手:23ポイント
小暮選手:21ポイント
クインタレッリ選手:21ポイント

と大混戦。レースから目を離せない状況がまだまだ続きそうだ。次戦は7月7日、8日に行われる鈴鹿サーキットである。(永田)

http://www.f-nippon.co.jp/
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