ミラーサイクルとは吸気バルブの閉じるタイミングを遅らせることでポンピングロスを低減し、熱効率を向上させたもの。エンジンの内側を鏡みたいに磨いて、摩擦抵抗を減らしたものではありません。ちなみにマツダは以前ミラーサイクルエンジンを採用したことがあるものの、車重重く、過給を行ったために燃費がいいという評価は得られませんでした。
ミラーサイクルといえば弱点としてパワー低下が挙げられますが、マツダは吸気バルブタイミングの最適化のためにシーケンシャルバルブタイミングシステムというものを採用し、定常走行/加速走行時のトルクを確保しているそう。詳しい出力数値は発表されていませんが、走りを大きな売りにしているマツダだけに、ある程度のパワーは確保しているはず。何より現行モデルより100kg軽量化されているから、多少パワーが落ちてもカバーできるでしょう。
さらに組み合わされるのが、マツダでは初採用となるCVTというのも驚きです。ミラーサイクルエンジンとCVTの組み合わせにより、燃費は10・15モードで23,0km/Lになるそう。これはなかなか立派な数字で、ヴィッツの一番燃費いいグレードでも21,5km/Lだから素晴らしいと言えるでしょう。まぁフィットの24,0/Lには敵いませんけど。
走りの環境性能の両立を目標としているマツダだけに、新型デミオにはさらに大きな期待がかかる。発売が楽しみですね。(新美)
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200705/070531.html