2007年05月10日

横滑り防止装置、標準装備が多いのは?

標準装備となったりオプションで設定されつつあるのが、横滑り防止装置。メーカーごとに呼び方や制御の方法が違ったりもするけれど、横滑りを防止するための装置であることは同じ。で、その横滑り防止装置がどれくら装備されているのかを、ヨーロッパで自動車アセスメントと手がける組織「ユーロNCAP」が調査しました。

調査されたのはヨーロッパ25カ国で販売されているモデル。標準装備と、オプション設定。さらに設定なしの3つに分類して調査しています。

メーカー別に見ると、やはりプレミアムメーカーと呼ばれるところはほとんどのモデルで標準装備させているようです。まぁベントレーやフェラーリ等の超高級メーカーはともかく、ボルボやBMW、ベンツレクサスなどはすべてのモデルで標準装備させている。その他100%ではないけれど、アウディやジャガー、サーブなども標準装備のモデルがほとんどといった感じ。

日本メーカーで一番標準装備のモデルが多かったのはホンダ。ただしホンダはオプション設定となっているクルマが少なく、標準装備か設定ナシかの選択になってしまう。次はトヨタで、60%が標準装備といったところ。その下にマツダ日産と続いています。

国別に見ると、デンマークやスウェーデンで標準装着率が高い。ドイツも高いです。逆に最も低かったのはアイルランド

同じモデルでも販売される国によって横滑り防止装置が標準装備となったり設定されなかったりするから、今回の調査はあくまでも「メーカーの姿勢」くらいに捉えておいたほうがいいかもしれません。

とは言え、スポーツ走行で車体をスライドさせたいならともかく、日常の運転においては横滑り防止装置はぜひとも装備しておきたいもの。人間ではできない制御だってクルマはできるし、パニックに陥ってもクルマが助けてくれるのだから、事故防止には大きく役立つ。今ではコストも少しずつ下がっているはず。日本でももっともっと装着率上がれば、「もしもの時」の事故を防ぐの大いに効果を発揮するはずです。 (新美)

http://www.euroncap.com/Content-Web-Article/99fe3717-2838-49f6-afb4-09a43a47471f/disappointing-results-from-euro-ncaps-esc-fitment.aspx


http://www.euroncap.com/esc.aspx
posted by Carmode at 21:57| ニュース

バイオ燃料の影響。お次はマヨネーズ

バイオ燃料の需要が拡大するにつれ、バイオ燃料の原料となる食料の値段が上がっている中、先日のジュースに引き続き今度はマヨネーズが値上げされることとなりました。マヨネーズの生産会社として有名なキューピーが、6月1日出荷分から約10%(ハーフ等の健康訴求タイプは約6%)値上げすると発表したのです。1割なんて、大きな値上げですよね。

キューピーによれば、1995年にマヨネーズの価格を約12%値下げして以来、原油価格高騰などコスト増があったにも関わらず価格維持を実践してきたが、近年の食用油の高騰が目覚ましいため(1995年当時に比べて1、5倍以上だとのこと)企業努力ではもはや不可能だと判断。値上げに踏み切ったそうです。

ここで問題となるのが「マヨネーズに使われる食用油」。基本的にマヨネーズに使われる食用油はコーン油です。バイオ燃料の需要と期待の拡大に伴い、アメリカを中心にトウモロコシの値段が高騰しているため、食用油も高くなり、結果としてマヨネーズも値上げせざるを得なくなったというワケ。

ジワジワと、しかし着実にバイオ燃料普及に伴うひずみが出てきている。トウモロコシだの米だの、どうして主食となるような食物を使ってバイオ燃料を作ろうとするのか。もっと不必要で、かつ低コストとなるものはありそうなのに。最近のバイオ燃料に関する情報を見ていると、何か他の対策を打たないとうまく行かない気がしてしまいます。(新美)

http://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2007_new.html
posted by Carmode at 17:47| ニュース

高速道路のガソリンも値上がり!

GW中は「値上がりタイミングの差」で高速道路上のガソリン価格が一般道のそれより安いなんて例もありましたが、それも今月12日で終わることになります。高速道路各社はガソリン販売上限価格改定を発表し、ハイオク・レギュラー・軽油がそれぞれ4円ずる値上げすることに。結果としてハイオクは146円/L、レギュラー135円/L、軽油115円/Lとなります。

高速道路で安く給油できる期間は短かったですね。まぁ普段はあまり高速道路に乗らない人が多いだろうし、乗ったとしても給油が必要になるまで長距離移動する機会は少ないでしょう。となればやはり一般道で安い方が都合がいいのですけど、いざ高速道路上で給油しなければならないとなると、どうも損した気分になる。

ガソリン価格の高騰がドライバーに与える精神的影響は大きいもので、だからこそ、正しいエコランの方法がもっと広く知られてほしい。満タン50Lで500km走行する運転方法を、550km(つまりリッター当たり1km多く走れるようエコランする)に伸ばす事が出来れば、5リッター近くのガソリンを節約できる。大体650円〜700円。これ、満タン50Lで考えると、ガソリン単価でリッター10円くらい値下がりしたのと同じこと。

高速でクルーズコントロールを使うだけでも、燃費は伸びる。無駄な加減速はもちろん、いらない荷物は下ろしておいたり、早めに高いギヤへ変速させるなどエコランの方法はたくさんある。ぜひとも実践して、値上がり分以上の効果を出してみてはいかがでしょうか。   (新美)

http://www.c-nexco.co.jp/info/sapa/070509171853_1.html
posted by Carmode at 09:26| ニュース

トヨタの利益、日本の税収の5%弱に達す!

トヨタが日本企業で初めて、営業利益2兆円突破を達成しました。日本国の税収が約50兆円。2兆4千億円と言えば新興国の国家予算規模であります。これは9日に発表された2007年3月期決算より明らかとなったもの。決算では売上高が前期比13,8%増の23兆9480億円。本業のもうけを示す営業利益が同19,2%増の2兆2386億円。当期利益が同19、8%増の1兆6440億円。全てにおいて好調であります。

3月期決算によれば、販売台数は852万4000台(6,9%増)。過去最高であります。日本での販売台数は227万3000台と3,9%減であるものの、これは市場縮小だから仕方ないことか? けれど最近のトヨタの国内販売台数は業界平均を下回るなんてこともあるから、少し不安。ダイハツの軽自動車レクサスも好調だと言うから、そこまで大きな心配はいらないのかもしれない。

トヨタはハイブリッドに代表される燃費のいいクルマが売れていますが、それだけでなく世界各国で、その地域に合わせたクルマ作りも大きく貢献していると言えそう。加えて円安も海外でクルマの売れているトヨタにとっては大きなプラスとなったようです。

渡辺社長は会見で「市場を創造できるいい商品を提供すること。今年後半は昨年以上のモデルチェンジや新車投入をする予定。また、国内の市場活性化チームを昨年立ち上げ、メーカーとディーラーがお互い知恵を出し合ってやっている。これから色々な手を打っていくつもり」とコメントしていますから、改めてトヨタのウデの見せ所が訪れている気もします。

販売台数や売上高などでGMを抜き世界一となることが期待されるトヨタ。けれど渡辺捷昭社長は記者会見で「他社を意識するより、計画通りに販売することに全力を傾けることが第一」と語っている。あくまでマイペースに、しかし着実に、そして時に大胆に歩を進めていくトヨタに、死角はないように思えます。後はF1? (新美)

http://www.toyota.co.jp/jp/ir/financial_results/2007/index.html
posted by Carmode at 08:04| ニュース