2007年05月05日

前代未聞! レグ1ほとんどキャンセル!

5月3日夜にスーパーSSで開幕したWRC第6戦アルゼンチン・ラリーのレグ1は、今までにない波乱の1日となりました。3日夜のスーパーSSこそ順調に行われたものの、4日に予定されたSS2〜SS9のうち、何とSS9以外は全てキャンセルされてしまったのです。

原因は濃霧。とはいっても濃霧で「ステージ走行が危険」と判断されたわけではありません。順を追って説明しましょう。毎年、アルゼンチン・ラリーはコルドバ周辺地域で行われる。しかし今年はそれに加え、首都ブエノスアイレスでオープニングとスーパーSSを設定していた。つまり、ブエノスアイレスでオープニングとスーパーSS1本を終えた後、選手やマシン、それにオフィシャル達はおよそ750km離れたコルドバ地域へと移動する手はずになっていたのです。マシンは陸路で移動するものの、選手やオフィシャルは飛行機で移動。

濃霧の影響を受けたのは飛行機で、濃霧によりコルドバに着陸できずブエノスアイレスへ引き返す飛行機や、ブエノスアイレスを出発できない飛行機があったため、選手やオフィシャルがコルドバに到着できなかった。そうしてスケジュールは大幅に狂い、結局実施されたSSはブエノスアイレスで行われた最初のスーパーSSと、レグ1最後のSS9(こちらもスーパーSS。コルドバのサッカー競技場で行われた)だけ。とても大変な1日でした。

合計4、8kmだけという2つのSSを終えた時点でのトップは、ヒルボネン選手(フォード)。2つのステージでトップタイムを記録しています。2番手はソルド選手(シトロエン)で、3番手ローブ選手(シトロエン)、4番手グロンホルム選手(フォード)と続きます。

スバル勢はソルベルグ選手が5番手。新しいコ・ドラとのコンビネーションが気になるアトキンソン選手は6番手。何とも言えない位置ですが、レグ1終了後の順位はそこまで関係ないとも言える。トップとソルベルグ選手の差はわずか3、3秒だからです。けれど考え方によっては、わずか4、8kmの距離で3、3秒も差ができたとも考えられる。いずれにしろ、勝負はレグ2からでしょう。

併催されているPWRCは、バルダッチ選手がトップ。新井選手は6番手で、奴田原選手は8番手となっています。(新美)
posted by Carmode at 21:26| ニュース

GMの純利益が約90%マイナス

米GMがかなり窮地に追い込まれています。3日に発表された第1四半期(1月〜3月)決算によると、純利益が前年同期比89、7%マイナスとなる約6200万ドル(約74億円)。前年の1割にしかならないとは、何とも驚いたもの。売上高も16、2%マイナスの439億ドル(約5兆2780億円)と、マイナスのオンパレードであります。

原因は多岐に渡る。大規模なリストラに伴う費用なども挙げられますが、大きいのは低所得者向け住宅ローン「サブプライムローン」の焦げ付き増加。GMの金融事業は前年同期比で、4億9600万ドルの黒字から8600万ドルの赤字になっているのです。

自動車関連だけでなく、他の事業でも不振が目立つようになってきたGM。ワゴナー会長は「進歩が続いている」という強気の姿勢を崩していません。それは大幅減と言えども黒字を確保したことに加え、世界販売では3%増の226万台と、第1四半期としては過去最高を記録しているからでしょう。新興市場での売り上げ増が他での販売減をカバーしているようです。

けれど、やはり厳しい状況であることに変わりはない。強気の姿勢は虚栄なのか、それとも心から大丈夫だと思っているのか。これだけ追い込まれつつありながらも、未だ妥当な舵取りを出来ていないGMが、今後環境意識の高まる(そして色々な規制の始まる)国々で戦って行けるでしょうか。   (新美)
posted by Carmode at 21:24| ニュース

高速道路に石や花火が散乱

5月2日午後8時40分ごろ、岡山県和気町の山陽自動車道上り線で石や花火が散乱するという事件が起きた。警察の調べによると、約100メートルに渡り本線、路肩に石や花火が散乱しており、現場を通りかかったクルマ合計4台にパンクやボディが凹むといった被害があったという。幸い、けが人や事故はなかったとのことである。

現場となった高速道路には並行して高速道路より高い位置に一般道路が走っており、警察では一般道路から火のついた花火や石を投げ込むという悪質ないたずらとして、器物損壊容疑で調べを進めている。

高速道路を走っているクルマに向けてものを投げ込むというこの事件、「いたずらにもほど」があると思われる人も多いだろう。幸い事故やけが人はなかったものの、一歩間違えれば大事故だって十分考えられる事態である。ぜひ、警察や各道路株式会社には類似したいたずらの防止や道路にものを投げ込めない構造への改善などをなるべく早く行うよう願いたいところだ。(永田)
posted by Carmode at 05:06| ニュース

スーパーGT富士、波乱のレースでニスモ勢が1−2フィニッシュを決める!

スーパーGT第3戦富士スピードウェイの決勝が行われた。レースはスタート前のフォーメーションラップで予選2位の宝山トムスSC430(脇坂寿一選手、アンドレ・ロッテラー選手)がリタイアするなど波乱の中始まった。

直線が長くオーバーテイクがしやすいことで有名な富士スピードウェイいうこともあって、順位の入れ替わりの多いレースとなったが、最大の波乱は110周レース(実際にはフォーメーションラップが1周増えたため109周)のちょうど折り返し地点となる54周目に起きた。予選7番手スタートのEPSON NSX(ロイック・デュバル選手、ファビオ・カルボーン選手)が炎上、レースは赤旗中断となった(ドライブしていたデュバル選手は無事)。

そして、赤旗中断後のレースも波乱に満ちたものに。まず、リスタートで2番手、3番手につけていたZENT CERUMO SC430(立川祐路選手、高木虎之助選手)とBANDAI DUNLOP SC430(服部尚貴選手、ピーター・ダンブレック選手)が接触、大きく順位を落としてしまう。さらにポールポジションからスタートしトップを快走していたTAKATA童夢NSX(道上龍選手、小暮卓史選手)も69周目にミッショントラブルで後退。

TAKATA童夢NSXの後退で、なんと予選10番手以降からスタートしたNISMOチームの2台がMOTUL AUTECH Z(ミハエル・クルム選手、松田次生選手)、XANAVI NISMO Z(本山哲選手、リチャードライアン選手)の順で1−2体制を築く。この2台も70周前後に行われた2回目のピットインのタイミングで順位が逆転。結局、XANAVI NISMO Z、MOTUL AUTECH Zの順で1−2フィニッシュを決めた。

予選では振るわなかったものの、07年型フェアレディZの直線スピードの速さ、NISMOチームのレースでの強さを象徴するものといえるだろう。3位には予選14番手スタートのForum Eng.SC430(片岡龍也選手、ビヨン・ビルドハイム選手)が続いた。

4位以下はYellowHat YMS モバHO! TOMICA Z(セバスチャン・フィリップ選手、柳田真孝選手、予選15番手)、RAYBRIG NSX(ドミニク・シュアガー選手、細川慎弥選手)、ZENT CERUMO SC430という順である。

GT300クラスは給油1回作戦を成功させたARTA ガライヤ(新田守男選手、高木真一選手)が優勝。2位、3位にはクラス予選トップからスタートしたアクティオ ムルシェGR−1(マルコ・アピチェラ選手、山西康司選手)、TOYSTORY apr MR−S(大嶋和也選手、石浦宏明選手)が続いた。

波乱の富士を終えたスーパーGT。次戦は灼熱のレースとして有名なマレーシア セパンサーキット(6月24日決勝)である。(永田)

http://www.supergt.net/jp/
posted by Carmode at 03:15| ニュース