2007年04月06日

自工会、売れ行き不振を分析

自工会が乗用車市場の動向を調査し、その結果を発表しました。自工会によれば、調査結果の主な特徴は……、

・90年代以降、ドライバーの高齢化、走行距離の減少が続いている。またクルマの保有長期化、中古化、非保有化、小型化が進み、保有スタイルが多様化した。

・保有長期化、非保有化の背景には、時間(渋滞等)、使用コスト(維持費)、移動リスク(事故等)の意識がある。

新車需要が横ばいであるのは、単純要因ではなく、高齢化、都市化など経済・社会の構造変化、生活条件の変化など複合的な要因によるもの。

・複合要因に対応するには、様々な対策が必要だか、魅力的な商品開発により購入を促進できる余地は大きい。

・クルマの需要活性化のためには、ユーザーが愛着を持ってこだわれる車作りや情報/サービスとの融合による使用価値の創造など、商品の魅力を増やしていくことが必要だそうです。

これを見てどう思うか。乗用車の需要減に関する結果はかなり説得力があります。移動リスクなどはともかく、使用コストについては軽自動車の需要増からもそれが裏付けられています。加えて近年では興味の対象が多様化し、お金があればすぐにクルマへと直結する時代ではないことも大きな要因でしょう。

大きな問題は対策です。結局は「魅力的な商品」を開発することでしか解決方法はないのかと。確かに他に何も浮かびませんけど、こうして明確にされると改めてメーカーの責任の重さを感じます。それとともに、ユーザーにとって「魅力的な商品とは何か?」というのも考えさせられる。

燃費が良ければいいのか? 広ければいいのか? 静かで乗り心地よければいいのか? 多人数乗れた方がいいのか? 今やユーザーのニーズは多様化し、それとともに車種もグンと増えた。限られたコストの中で色々な車種を作り、安全で環境にも優しく、ある程度の性能を求められるとなると、そう簡単ではありません。

複合的要因で市場が小さくなっているとなれば、当然単純な方法で市場を大きくできるワケではない。メーカーごとに対策は違えど、市場拡大を望むのは一緒。それぞれの方針がどういった結果を生み出すのか。昨年が最低と思われた登録車市場も今年はさらに厳しくなりそうだし、いつ底が見えて、それがどう変化していくのか。怖くもあり、また少し期待もしてしまいます。(新美)

http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1171
posted by Carmode at 21:45| ニュース

超人気確実の凄いレースが始まる!

始まる前から超人気確実という新しいジャンルのフォミュラーカーシリーズが2008年にスタートすることになりました。「スーパーリーグ・フォーミュラ」と呼ばれるもので、イタリアサッカーリーグ「セリエA」で名門チームとして名を馳せるACミランのホームスタジアムで、3日に発表会が開催されています。

「スーパーリーグ」は15カ国20チームのサッカーチームの参加が目標。マシンのカラーリングはもちろんそれぞれのチームカラー。マシン自体も本格的で、IRLでも使われるパノス製のシャシに750馬力を発揮するメナードの4、2リッターV12エンジンを搭載するそうです。

問題はどのチームが参加するかという点ですが、今のところACミランの他オランダのPSV、ポルトガルのFCポルト、ギリシャのオリンピアコスが参加を表明。ロナウジーニョのいるFCバルセロナやスター軍団のレアル・マドリードなどとも交渉中とのことですが、果たしてどれだけの、そしてどういったチームが参加するのか。

来年からの開催を計画している「スーパーリーグ」ですけど、うまく実現へ漕ぎ着けるかは難しいところ。それでも、例えばローマのトッティ選手がモトGPでチームを結成したり、引退した皇帝ミハエル・シューマッハ氏がスイスのプロサッカーチーム「FCエヒヒェンズ」に所属していることなど、サッカーとモータースポーツの関係は深い。

1回の週末に2戦開催し、2戦目はリバースグリッドを採用する予定だというから、なかなかに楽しめそうな「スーパーリーグ」。実現したら、サッカーファンとレースファンが一堂に集まり、大いに盛り上がることは間違いなし。気になるのは、ドライバーはどういった顔ぶれになるのかということ。まさか現役のサッカー選手がドライブすることはないと思いますけど、できればカカなどがドライブしたら、それはとても楽しめそう。スポンサーなどを含めまだまだ不透明な部分はあるものの、ぜひとも実現してほしいですね。Jリーグからも参戦してほしいところなれど、ACミランなどと比べたら予算不足か? (新美)
posted by Carmode at 17:24| ニュース

国産より堅調。2006年度の輸入車市場

JAIA(日本自動車輸入組合)は3月の輸入車新規登録台数を発表しました。乗用車は前年比90,5%の3万2490台。少し大きめの減少となりました。うち、日本メーカーの海外生産車を除く外国メーカー車は前年比90,7%の3万792台。

ブランド別で見ると、前年比91、5%と減少したものの相変わらずトップはVW。2位BMW、3位メルセデスベンツ。BMWは前年比100、2%と若干の伸びを見せています。4位アウディ、5位BMW MINIでした。

3月の登録台数が確定したことで、2006年度の登録台数も確定。貨物車やバスなどを含めた輸入車全体では、前年比95,0%の25万6415台。外国メーカーの乗用車は前年比96、1%の23万8653台という登録台数。これを見て皆さんどう思うでしょうか。

国内メーカー市場と比べ、「輸入車市場は堅調に推移している」という印象を受けます。昨年度の国内乗用車市場を見ると前年比87、6%と大きなマイナスを記録。それに比べ輸入車市場の96、1%という数字は、大健闘と言えるでしょう。

日本ではクルマを趣味の対象としてでなく、道具として考える傾向が高まっていると言われている。加えて長寿命化や不景気が、市場の縮小を生み出していると考えられています。けれど一方で趣味性の高い輸入車市場が好調なのは面白いところ。

日本で経済格差が広がっているからなのか。それとも日本のクルマに個性が無くなった故に、輸入車へと向かう人が多いのか。輸入車市場が好調なのは、日本メーカーにとって大きなプレッシャーとなるはず。自社のクルマが売れない理由として「自動車市場が縮小しているから」と言いにくくなりますから。(新美)

http://www.jaia-jp.org/j/stat/nc/index.html
posted by Carmode at 10:20| ニュース

これがS2000の最終型?

アメリカホンダニューヨークモーターショーでS2000の追加モデル“CR”(Club Racerの略)のプロトタイプを発表した。名前の通り、趣味でサーキット走行を楽しむユーザーモデル向けに開発されたモデルで、タイプRの名前こそ付かないものの、スペシャルモデルとして人気の高いタイプRシリーズに近いモディファイが施されている。

具体的にはボディ剛性を高めながらも40kgもの軽量化を行ったこと、足回りの強化、専用エアロパーツの追加、電動ソフトトップを廃止し、ルーフをアルミ製ハードトップに変更した点などが挙げられる。これらのモディファイにより定評あるS2000のスポーツ性にさらに磨きがかけられていることは間違いないだろう。

このS2000CR、アメリカでは今年秋の発売が予定されている。日本のファンにも同じ仕様のモデルか、もしくはさらにスポーツ性を高めたタイプRの投入を願いたいものだ。(永田)

http://www.honda.co.jp/news/2007/4070405.html
posted by Carmode at 09:26| ニュース