2007年04月01日

GDPの1、4%! 交通事故による経済的損失

交通事故によって受ける心理的ダメージは大きいが、それとは別に交通事故が社会に与える経済的損失はどれくらいなのだろうか。内閣府は交通事故による経済的損失を研究し、試算結果を発表しました。

試算したのは2004年の交通事故について。驚くべきことに、その結果は6兆7460億円にも及ぶという。これは2004年GDP(国内総生産)の1、4%にもなる。

今回で3回目となる経済的損失の調査。2回目までは治療費や車の修理費など「金銭的損失」だけを扱ってきたものの、3回目は国際的な比較を可能とするため死亡者の失った将来の喜びなど「非金銭的損失」も試算しています。被害者1人あたりで見ると、金銭的損失は3317万円(死亡した場合)。非金銭的損失は2億2600万円にもなる。

金銭的損失はともかく、非金銭的損失については被害者の心理をお金に換算するため、なかなか難しい部分がある。ちなみに今回の調査では、非金銭的損失を「WTP(支払意思額。交通事故の死亡リスクを減少させる交通安全対策に支払ってもよいと考える額をアンケートから割り出した)」で計算している。ともあれ交通事故による損失がGDPの1、4%というのは、いかに交通事故の社会に与える影響が大きいか、改めて考えさせられます。

まず交通事故を減らすこと。メーカーと国、そしてユーザーがしっかり協力して取り組むしかありません。それから調査からも分かるように、被害者の心理的な部分である「非金銭的損失」のいかに大きいことか。つまり被害者の心理的な被害をできるだけ軽減すること。警察の対応もそうだろうし、とにかく被害者をいたわる体制を、もっともっと拡充してくべきではと考えます。(新美)
posted by Carmode at 18:48| ニュース

F1界の激しい動き。ファンは付いていける?

F1界で様々な動きが起きている。まずフランスGPが来季消滅するという話。まだ決定ではないけれど、フランス・モータースポーツ連盟が、現時点で2008年F1カレンダーへの登録を保留しているのです。サーキットが開催できる状況にないそうで、2009年から復活するのか、それともフランス国内の別のサーキットで開催するのかは不明。

F1開催地については、シンガポールやマレーシア、それにインドなどアジア地域も多くが名乗りを挙げており、またナイトレースが実施されるなんて話も聞く。日本だって今年は鈴鹿から富士に移動するし、とにかくF1開催については色々な動きが絶えません。巨額のお金が動くだけに色々きな臭い部分も感じますけど、世界最高峰のモータースポーツを自国で開催したいというのは、どこも同じか? 単に金銭的なものだけでなく、多くの外国人が自分の国へ来る事にもなるわけだから、文化などの面でも影響受けるだろうし、影響を与えられるでしょう。インドなどで開催したら、インドへF1観戦しに来た人は、色々驚くのではないか。

他にもF1では、2008年シーズンからトラクションコントロールが禁止されることに。FIAは「マシンのスピンの防止、スロットルに対するドライバーの過度の要求を補正することを目的としたシステムや装置を装備することを禁止する。ホイールスピンの発生をドライバーに知らせる全ての装置やシステムを禁止する」としています。トラクションコントロールは94年に一旦禁止されているものの、違反のチェックが困難だったため2001年に解禁されていた。

今回改めて禁止となったのは、各マシンが共通のECUを来季から装着することになっているから。それによりトラクションコントロールを取り締まれることになったのです。「違反をチェックできないから、これまで許可していた。チェックできるようになるから、また禁止するね」ということ。

最近のF1は、色々とルール変更めまぐるしい。予選方式やタイヤ、ペナルティにエンジンの使用期限などなど、ここ数年で大きく変わってきています。それで心配になるのが「ファンは付いて来れるのか?」ということ。もちろん熱心なファンは、苦もなく新ルールを覚えられるはず。しかしモータースポーツ初心者などには、こうしためまぐるしい変化ってマイナスなのでは。

ルールなんか知らなくてもF1マシンの迫力を楽しめればそれでいいなんて考え方もあるかもしれません。けれどルールを知っていた方が絶対に楽しい。F1ファンの底辺を広げ、多くの人がF1を楽しむことによって、F1界だけでなく自動車業界が活性化する。そう考えれば、いくら安全性など諸事情があったとしても、相次ぐルール変更は心から歓迎できるものではない気がします。(新美)
posted by Carmode at 17:35| ニュース

WRCポルトガル、ローブ選手がリードを広げる

第1レグ終了時点では上位4台による大混戦の様相を見せていたWRC5戦ポルトガルラリーの第2レグが終了した。トップは第2レグに設けられた6つのSSすべてでSSトップタイムをマークしたシトロエンのローブ選手。2位のグロンホルム選手(フォード)との差を40.5秒にまで広げた。3位はヒルボネン選手(フォード)である。ただトップのローブ選手との差は2分近いものとなっており、優勝争いはローブ選手とグロンホルム選手の2人に絞られたといっていいだろう。

ヒルボネン選手に続く4位がスバルのペター・ソルベルグ選手である。ソルベルグ選手は第2レグに入ってから、セッティングやペースノートがイマイチ決まっておらず、上位2台との差が開いてしまったようだ。しかし、3位のヒルボネン選手と差は僅か13秒なので、まだまだ表彰台を狙える位置にいるといえるだろう。なお、チームメイトのアトキンソン選手はSS7で大きくコースアウト。残念ながらレグから撤退となっている。

5位以下はソルド選手(シトロエン)、ラトバラ選手(06年型フォードフォーカス)、ヘニング・ソルベルグ選手(06年型フォードフォーカス)、カールソン選手(シトロエンクサラ)という順である。

併催のJRCはスズキ勢がアーバ選手、アンダーソン選手の順で1−2体制を固めている。3位はルノーのベレージュ選手だ。

第3レグは最終SSのスーパーSSを含む5本のSSで争われる。トップ争いと3位争いが最大の見所となりそうだ。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/05/2.asp(スバルWRC)
http://www.suzuki-motorsport.com/jwrc/j/r2/leg2/index.html(スズキJRC)
posted by Carmode at 09:05| ニュース

Fポン開幕戦、インパル勢がフロントローを独占

フォーミュラニッポン開幕戦の予選が3月31日、富士スピードウェイで行われた。午後の予選2回目は雨交じりのコンディションとなったため、多くのドライバーが午前中の予選1回目にベストタイムを記録、その中で予選を制したのは昨年のチャンピオンのブノワ・トレルイエ選手(mobilecast IMPUL)だった。トレルイエ選手にとっては、2年連続のチャンピオンに向け視界良好といったところだろう。IMPUL勢は2位にも松田次生選手が続いており、開幕戦フロントローを独占となった。3位以下はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(CARCHS KONDO)、ミハエル・クルム選手(Arabian Oasis IMPUL)、アンドレ・ロッテラー選手(DHGトムス)、本山哲選手(Arabian Oasis IMPUL)という順である。

決勝は給油を必要とする300キロの長丁場かつ、気温や路面温度の上昇が予想されるため、各チームの戦略も勝負を大きく左右するレースとなりそうだ。(永田)

http://www.f-nippon.co.jp/
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