2007年03月31日

首都高、距離別料金制社会実験の結果は?

首都高速が昨年12月3日から実施している距離別料金社会実験(詳しくは2006年12月6日のニュースをどうぞ)を延長すると発表しました。継続する理由としては、距離別料金社会実験の認知度を図ることや、社会実験の及ぼす影響・効果を把握することが挙げられています。

社会実験の延長とともに発表されているのが実験結果。ご存じの通り、この社会実験は距離別料金制導入により、従来より安くなる部分でしか実施されていない。距離別料金制導入で一番の問題となるのは「羽田や京葉道へのアクセスなど、長距離利用する場合の大きな値上げ」なのにです。当然安くなるのですから、利用台数増える。実験結果では予想通り「増加」という言葉が至るところで使われております。

今後首都高は「さらなる認知度の向上を図る」としている。距離別料金制の認知度を図るのは結構なこと。しかし、安くなる部分だけの実験をし、「距離別料金制で利用料金安くなります」と言うのは詐欺と同じ。キッチリ値上がりする部分もユーザーに伝え、是非を問うのが筋であるはず。それから、一部では既に「距離別料金制導入」のビラが料金所で手渡されたなんて話も聞きます。正式決定されたワケではないのに、一体どうしてそんなビラが配られたのでしょう。

せっかく民営化でちょっとはユーザーのことを考えられるようになってきたかと思ったら、またこうして評価を落とすようなことをする。あまり賛成はできないけれど、ここまで来たら高くなる部分の社会実験もやったらいい。きっと利用台数は激減すると思います。それでこそ、公平な施策と言えるのではないでしょうか。(新美)

http://www.shutoko.jp/company/press/h18/070330_2/index.html
posted by Carmode at 23:02| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

とうもろこし由来のエタノール、環境効果薄い?

アメリカのある大学教授が「とうもろこし由来のバイオエタノールは、CO2削減の効果が薄い」との論文を発表しました。バイオエタノール生産の過程で大量の化石燃料が必要となるため、そこまで環境に優しいワケではないというのです。

ポイントはエネルギー効率。トウモロコシの場合、生産過程での石油燃料消費を計算に入れると、新エネルギーとなる部分が少ないと主張されています。

他にもトウモロコシの値段高騰を危惧したり、エネルギー効率の良いサトウキビを大量に生産しようとすれば熱帯雨林の伐採が多く必要になり、結局環境に悪いということなど、バイオエタノールに対して厳しい内容。

折しも米ビッグ3の首脳が、バイオエタノールを積極利用しようとブッシュ大統領とともに確認し合ったばかり。そこへこういった論文の発表があるとは何とも皮肉なもの。

論文の内容が全て正しいとは言いませんが、少なくともバイオエタノールを単に使えば良いというわけでなく、生産過程や生産環境なども含め、物質のサイクル全体を見なければなかなか難しいことは明らか。となれば、やはり最近注目されている廃木材などを利用する「リサイクル&新エネルギー創出」というのが理想かと。注目を浴びているバイオエタノールですが、世界的普及、そして本当に環境に優しい普及にはまだまだ壁があります。(新美)
posted by Carmode at 19:56| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本の自動車産業、世界規模では絶好調!

社団法人日本自動車工業会から2月の自動車生産と輸出の実績が発表された。発表によると依然として日本の自動車業界が世界的な規模では絶好調であることが浮き彫りとなっている。

まず、全体の生産台数は100万7379台で昨年の2月の生産台数に比べると1.9%の増加となった。生産台数をクルマの種類ごとに見ていくと、乗用車が88万8993台で2.7%の増加(乗用車を細かく分けると、普通車:15.3%増、小型車16.2%減、軽自動車:7.5%増)、トラックが12万9931台で4.1%減、バスは8845台で20.6%増となっている。主流となる乗用車の生産実績を見ると、やはり軽自動車の好調と3ナンバー車の増加が目立つ結果である。

輸出実績は生産実績以上に好調で、51万9695台となり昨年2月に比べると11.7%もの伸びとなった。輸出ではどのジャンルのクルマも増加しており、乗用車46万2188台(12.0%増)、トラック4万9113台(7.5%増)、バス8394台(18.2%)という結果だった。

この結果を見ると、自動車業界全体で見れば国内需要の伸び悩みはそれほど大きな問題ではないと感じる方も多いのではないだろうか。ここまでの好調を見ると、自動車業界の好景気がいつまで続くかにも注目が集まりそうである。(永田)

http://www.jama.or.jp/stats/product/20070330.html(2月生産実績)
http://www.jama.or.jp/stats/export/20070330.html(2月輸出実績)
posted by Carmode at 09:27| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WRCポルトガル、4強が僅差にひしめく大接戦に

6年ぶりのWRC開催となるWRC第5戦ポルトガルラリーの第1レグが終了した。第1レグをトップで終えたのは第1レグに設けられた7つのSSで3回のトップタイムをマークしたシトロエンのローブ選手。2位には僅か3.1秒という僅差でフォードのグロンホルム選手が続く。3位はグロンホルム選手のチームメイトのヒルボネン選手である。

前戦のメキシコで07年型のニューマシンを投入し、かなりの手応えを感じながらポルトガルラリーに望んだスバル勢はソルベルグ選手4位、アトキンソン選手8位という順位だ。しかし、トップのローブ選手からソルベルグ選手までの差は32.8秒とそれほど大きなものではないし、ソルベルグ選手からも「今日はとてもいい内容だった。マシンは速く、ドライブしやすく、とても楽しい。しかし、ポテンシャルをフルに引き出すためには、まだ作業が必要だ。今日は、タイヤ摩耗が他の皆と同じレベルに収まるようにしないといけない、ということがわかった。そのために、今日は少しタイムロスも喫した。それでも基本的に、マシンのドライビングにはとてもハッピーだし、今晩はデータを分析して、エンジニアがこの先2日間でタイヤをいたわるための方法を発見してくれると期待している。明日は、またバトルに挑む。もちろんポディウムフィニッシュは可能であり、それを目指していく。ポディウムでも3位より上を狙うことも可能かもしれないが、どうなるだろう」 と明るいコメントがされており、復活に向け期待を持てるラリーとなりそうである。

5位から7位はソルド選手(シトロエン)、ラトバラ選手(06年型フォーカス)、ストール選手(クサラ)いう順位だ。

併催のJRCの順位はアーヴァ選手、アンダーソン選手、コシュツシュコ選手となっており、スズキ勢の1−2−3体制となっている。

第2レグは3本のSS2を2回づつ走り、合計6ヶ所のSSで争われる。岩が多く、厳しいコンディションとなるとのことなので、タイヤ選択が大きな鍵となりそうだ。(永田)

http://www.subaru-msm.com/wrc2007/05/1.asp(スバルWRC)
http://www.suzuki-motorsport.com/jwrc/j/r2/start/index.html(スズキJRC)
posted by Carmode at 08:16| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする