その『e燃費』へ昨年1年間に集まったデータの中で、現在販売されているクルマの中で燃費のいいクルマのランキング「e燃費アワード2006−2007」が発表されたので紹介しよう。部門は昨年1年間に発売されたクルマによる新型車部門、輸入車部門、軽自動車部門、国産乗用車部門の4つに分けられている。
まず、新型車部門から。1位になったのはステラのNA車で、平均燃費17.1km/Lであった。テレビCMなどで強調されている低燃費はその通りだったようである。加えてステラは10・15モード燃費に対する達成率も76%と非常に優秀だったことも付け加えておこう。
2位も軽自動車で、ステラとほぼ同時期に発表されたソニカだった(14.4km/L)。やはり最新の3気筒エンジンとCVTの組み合わせの威力は大きかったようである。3位から8位にもiやゼスト、ムーヴといった軽自動車が続き、このランキングでも昨年が軽自動車の当たり年であったことを象徴する結果となっている。なお、軽自動車以外の昨年出た新型車で最も平均燃費が良かったのはエスティマハイブリッドで12.4km/Lであった。
輸入車部門ではスマートフォーツークーペがトップで16.5km/Lを記録。2位、3位にはパンダ(13.4km/L)、スマートフォーフォーの1300(13.2km/L)がランクインしている。4位以下もプジョー206やシトロエンC2といったコンパクトカーの名前が目立っている。
10位に入ったのは意外なことにゴルフGTI(MT、10.1km)だった。この結果を見ると、ターボエンジンも使い方次第では燃費を稼ぐこともできるということも出来そうである(サンプル数の問題もあるかもしれないが)。また、輸入車の燃費データで特筆出来るのは10・15モードの達成率が高いことだ。輸入車部門で10位までに入った車種は10・15モードの達成率だと80%を超えている車種が多く、外車のカタログ発表燃費は信用できる、ということもいえるのかもしれない。
続いて、軽自動車部門の記録を紹介しよう。1位はR2のR(54馬力、MT)で19.0km/Lだった。2位、3位はKei(18.4km/L)、ワゴンR(17.4km/L)で、どちらもNAエンジン+MT車の燃費である。軽自動車で燃費を稼ぐなら、NAエンジンとMTで頑張るのが一番か。また、軽自動車部門で圧巻だったのがスバル勢の活躍である。なんとステラとR2、R1で4位から9位までを独占。この燃費の良さが販売促進に結びついていないのはなんとも歯がゆいことだろう。
そして、国産乗用車部門はプリウス(19.7km/L)、シビックハイブリッド(18.8km/L)が1位、2位を占めた。実燃費になると10・15モード燃費よりも2台の燃費の差が少ないのは意外なことである。3位以下はマーチ(14.9km/L、1200ccのMT)などが続いている。また、e燃費のデータではフィットの燃費が1300ccより1500ccの方がいいというのも興味深いデータと言えるだろう。
このように燃費データを詳しく見ると、面白いことをたくさん発見できる。時間があったら、興味本位ででも一度ご覧になってみてはいかがだろう?
http://response.jp/e-nenpi/award2006/