FIAに対する控訴についてミシュラン陣営から「この入札手続において不正があったとして、この決定の取り消しを請求する」という声明と、「スポーツとは”無関係な”基準によってなされたものである」とのコメント(WRCの現場責任者であるレデリック・アンリ‐ビアボー氏)が寄せられている。
確かに、「WRCで使われるタイヤが08年からのいきなりピレリのワンメイクになる」というのはちょっと不可解に感じるのも事実であり、ミシュランが異議を申し立てるのも納得できる話である。今回、ピレリがWRCのコントロールタイヤを担当すると決定した背景には、05年のF1アメリカGPでのミシュランタイヤ勢によるレースボイコット(ミシュランが安全面に問題のあるタイヤを持ち込んでしまったため、スペック変更を申し入れたにも関わらず、FIAから変更を認められなかったため)以来、ミシュランとFIAの関係が悪化しているため、という憶測もあるようだが、新たな話し合いが開かれる際には関係者、ファンともに納得できるジャッジを行って欲しいものである。(永田)