2007年03月19日

予想通り? スパイカーがアグリを提訴

スパイカーF1チームがとうとうスーパーアグリF1チームを、カスタマーシャシー問題で提訴すると発表しました。以前からスパイカーはスーパーアグリのシャシーについて「ホンダの流用である」とレギュレーション違反を指摘。ウィリアムズF1チームも同様のことを指摘しています。

ご存じのようにお、スーパーアグリはオーストラリアGPで素晴らしい走りを見せた。デビッドソン選手の怪我が心配されますけど、とにかく琢磨選手12位というのは文句ナシの成績でしょう。加えてフリー走行や予選でもホンダより速かったから、日本のF1ファンも大いに喜んだはず。

一方のスパイカーはどうだったかというと、スーティル選手17位に、アルバース選手が22位。なかなか厳しい成績でした。参戦2年目のスーパーアグリに負けて、もはや我慢ならなくなったのでしょう。今までレギュレーション違反を指摘する発言にとどまっていたものが、ここへきて提訴となりました。

スパイカーF1チームは「公式予選の写真を解析してスーパーアグリ・ホンダの車体が自社製作でないと判明した。提訴先はFIAかスイスのスポーツ仲裁裁判所になる。レース出場を認める代わりにコンストラクターズ部門から排除する妥協が成立するだろう」と話しています。

一方のスーパーアグリはどうなのか。鈴木亜久里代表は「負け犬の遠吠えだよ。他人のことをとやかく言うより自分のクルマを速くするべきだ」と、もはや相手にせず。

スーパーアグリがいい走りを見せたことで、スーパーアグリに対する風当たりが強くなった。それは仕方がないことだと思う。むしろ、コンストラクターズの一員として認められた証と言えるかもしれません。今後こういった出来事は増えるだろうけど、素晴らしい走りで蹴散らせてくれることを祈ります。(新美)
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トヨタ、東南アジアで大暴れ!

トヨタが東南アジアでの活動をさらに活発化させております。まず13日に、タイで新工場「バンボー工場」の開所式を実施。バンボー工場はタイトヨタの3番目の生産拠点。IMVシリーズのピックアップトラック(ハイラックス)の世界的販売好調好調を受け、ピックアップを中心に生産している工場です。ピックアップの需要が多いタイなどだけではなく、世界90カ国への輸出のためにピックアップを生産しており、とても重要な工場に位置づけられております。

またバンボー工場はトヨタの環境モデル工場として、環境対応において最新鋭の取り組みがなされており、環境面でも存在感アリ。タイ政府は環境に対する意識を高めてきており、抜かりはないと言った感じですね。

もう1つはフィリピンでマニュアルトランスミッションの生産能力を増強すること。生産量を現在の2倍以上となる年間33万基に増やし、輸出を拡大するとしています。生産されるのは主にマニュアルミッション。昨年は18万基を生産し、そのうち17万基をタイやインドネシアなどアジアに輸出しています。今回の生産能力増強でアジア地域の需要増に備えるとともに、輸出拡大にも対応していく構え。

アジア地域はクルマ市場が年々成長しており、ヨーロッパや北米、日本といった成熟市場と比べ大幅な台数増を期待できる市場。メーカーによってアジアにどれくらい注力するかが違う中、トヨタはかなり熱心な企業と言えます。実際ブランド力もあるし、例えばタイのタクシーなんてほとんどがトヨタ製。アジアでの存在感は抜群であります。

この先の需要増を睨み、大幅な生産能力拡大を早めにしてくるあたりはさすがトヨタ。世界一のメーカーへ向けて、万全の体制であります。(新美)

http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Mar/nt07_0302.html

http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Mar/nt07_0303.html
posted by Carmode at 14:43| ニュース

スーパーGT開幕戦、NSXは今年も鈴鹿を勝てず

日本のモータースポーツの幕開けとなるスーパーGT開幕戦が18日、鈴鹿サーキットで行われた。

レースは予選から圧倒的な速さを見せていたNSX勢が、決勝でも序盤にARTA NSX(伊藤大輔選手、ラルフ・ファーマン選手)、EPSON NSX(ロイック・デュバル選手、ファビオ・カルボーン選手)、TAKATA童夢NSX(道上龍選手、小暮卓史選手)、RAYBRIG NSX(ドミニク・シュワガー選手、細川慎弥選手)の順で1−2−3−4体制を固める強さを見せた。レクサスSC430勢とフェアレディZ勢はその後ろでじっくりチャンスを伺う展開である。途中、スピンによるEPSON NSXの後退などがあったものの、それでもNSX勢は磐石の態勢を固めていた。しかし、その歯車はドライバー交代後あたりから徐々に狂い出す。31周目にRAYBRIG NSXがクラッシュ、45周目にTAKATA童夢NSXもエンジントラブルによりリタイアしてしまったのだ。さらに最終ラップでトップを快走していたARTA NSXもエンジントラブルのためリタイア。結局、上位を独占していたNSX勢の直後に着けていたZENT CERUMO SC430(立川祐路選手、高木虎之介選手)の優勝という結果に終わった。2位、3位にはXANAVI NISMO Z(本山哲選手、リチャードライアン選手)、EPSON NSXが続き、GT500クラスは3大ワークスのマシンが1台づつ表彰台を分け合った。

GT300クラスはクラストップからスタートしたエンドレスアドバン洗剤革命Z(景山正美選手、藤井誠暢選手)が危なげない走りで優勝。2位、3位にはプリヴェKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規)、TOY STORY apr MR−S(大嶋和也選手、石浦宏明選手)が入った。

今年もGT500、GT300クラスともに大混戦となりそうなスーパーGTだが、第2戦は4月6日から岡山国際サーキットで行われる。NSX勢は開幕戦の雪辱を果たせるだろうか?(永田)

http://www.supergt.net/jp/
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F1開幕戦、ライコネン選手が完璧な優勝!

ミハエル・シューマッハ選手が昨シーズンいっぱいで引退し、2年連続チャンピオンのアロン選手、ライコネン選手(それぞれマクラーレン、フェラーリに移籍)らが中心となり、新しい時代に入っていくF1グランプリ。18日(日曜日)に今年の開幕戦となるオーストラリアGPが行われた。

スタートからレースを振り返ろう(予選でギアボックスのトラブルのため、タイムアタックを出来ずに16番グリッドからスタートする予定だったフェラーリのマッサ選手は、決勝前にエンジン交換をしたため、最後尾からのスタートに)。スタートはポールポジションからスタートしたライコネン選手が順当なスタートを決め、1コーナーを先頭で抜けた。2番以降はハイドフェルド選手(3番手スタート、BMWザウバー)、大型新人のハミルトン選手(4番手スタート、マクラーレン)、アロンソ選手(2番手スタート)の順。本家ホンダチームを大きく上回る10番手グリッドからのスタートしたスーパーアグリの佐藤琢磨選手も9位まで順位を上げた。しかし、佐藤琢磨選手のチームメイトのデビッドソン選手(予選11番手)はスタートでエンジンストールしてしまい、大きく順位を下げてしまった。

レースは特に大きな動きなく1回目のピットストップが行われる20周前後まで進んだ(今回のレースは2回ピットストップ作戦が大多数)。しかし、1回目のピットストップを機に若干の順位変動が起きた。14周目という早めのタイミングでピットインしたハイドフェルド選手が、ピットアウトした位置の関係でタイムロスがあったせいなのか順位を下げ、上位陣が1回目のピットストップを済ませた時点でのオーダーはライコネン選手、ハミルトン選手、アロンソ選手、クビサ選手、ハイドフェルド選手、フィジケラ選手(ルノー)の順に。残念ながら、スーパーアグリの佐藤琢磨選手も1回目のピットインで渋滞に巻き込まれ15位まで順位を下げてしまった。

次にレースが動いたのは40周前後に相次いで行われた2回目のピットインのタイミング。ライコネン選手が危なげない走りで首位を快走しているのは変わらないものの、ハミルトン選手、アロンソ選手の順で2−3体制を固めていたマクラーレン勢の順位が逆転したのだ(後にピットインしたアロンソ選手は前がクリアとなった隙にスパートをかけた)。アロンソ選手としては「チャンピオンの貫禄を見せつけた」といったところだろう。

結局、上位陣に2回目のピットストップ後から大きな順位変動はなくチェッカー。最終的な結果はライコネン選手、アロンソ選手、ハミルトン選手(デビュー戦表彰台フィニッシュは96年開幕戦オーストラリアGPのジャック・ビルヌーブ選手以来の快挙)、ハイドフェルド選手、フィジケラ選手、マッサ選手(最後尾スタートとなったため、1回ストップ作戦を取ったのが功を奏した)、ロズベルグ選手(ウィリアムズ)、ラルフ・シューマッハ選手(トヨタ。トヨタチームはトゥルーリ選手も9位で完走し、開幕前に指摘されていた不調を考えれば、予想以上の好調といえるだろう)の順である。

スーパーアグリとホンダは、スーパーアグリが佐藤琢磨選手12位、デビッドソン選手16位(デビッドソン選手はレース序盤にスパイカーのスーティル選手との接触で背中を痛め、レース後病院へ運ばれた)、ホンダのバリチェロ選手とバトン選手はそれぞれ11位と15位で完走。スーパーアグリの結果はポイントゲットこそならなかったものの、レースウィークを通して予想以上の好調を見せたといえるが、ホンダの方は大きな課題の残るレースとなってしまった。

次戦はしばらく間が空いて、4月6日から始まるマレーシアGPだ。灼熱の中で行われるレースはフェラーリとマクラーレンを中心に回っていくのか、それとも勢力分布に変化はあるのか?(永田)

http://www.honda.co.jp/F1/race2007/rd01/report/(ホンダF1)
http://www.saf1.co.jp/jp/news/press/nws_070318.html(スーパーアグリ)
posted by Carmode at 01:31| ニュース