2007年03月14日

新社会人のクルマへの興味は?

3月も中盤となり新年度が始まる季節となった。新年度の前にガリバー自動車流通研究所がこの春から新社会人として入社する18歳から24歳(調査実数は500サンプル)を対象に、毎年恒例となっているクルマへの興味に関するアンケートを行った。

まず、クルマそのものとは直接的には離れてしまうが「初任給の使い道はどのようにしたいですか?」という問いに対しては「貯金をする」、「親にプレゼントを買う」という答えが圧倒的に多く、それぞれ73%、58%を占めた。

クルマに興味を持っている人が気になる「自家用車を買う」という意見は、金額の問題もあってか昨年とほぼ同じ6%にとどまった。しかし、「この先1年以内に自家用車を購入する具体的な予定がありますか?」という問いに対しては、全体の27.6%の人があると回答(昨年よりも若干増えた)。クルマの必要性は地域によって大きな差があるため、この数値をそのまま受け入れることはできないが多少はクルマへ関心が高まっているという見方も出来るかもしれない。

さらに「この先1年以内に自家用車を買う予定がある」と答えた500人中138人に対して行った「具体的な予算、クルマのタイプ」についての問いに対しては、「予算100万円程度」という意見が約半数を占めた影響もあるのか、クルマのタイプも軽自動車とコンパクトカーに全体の56.2%の意見が集まった(昨年は2タイプ合計で46.3%)。この結果を見ると、「クルマを移動の道具」として考えている人がさらに増えた、という風にも感じる。

また、「購入したいクルマのブランド」という問いもあり、ベスト4までは昨年と同じくトヨタ日産、ホンダ、ダイハツの順に。ベスト10圏内で目立つのは三菱で、昨年のベスト10圏外から大きく順位を上げた6位に浮上。アイやデリカD:5といった個性的な新型車を出した好影響もあってか、若者からのイメージも高まっているようである。

今後自動車メーカーには、軽自動車とコンパクトカー以外の若い世代でも買える価格帯の何か楽しいクルマを作っていただけないものだろうか。そんなクルマが1台あれば「メーカーのイメージ向上やクルマ人気復活に大きく貢献するのでは」と感じるのだけど。(永田)

http://lab.glv.co.jp/modules/m_report/list_02.php?list_id=527
posted by Carmode at 22:59| ニュース

富士F1、イベント詳細を発表

9月に富士スピードウェイで30年振りに開催となるF1日本GPで行われるサービス、イベントなどの概要が発表された。今回発表された内容は

<サービス>
携帯電話メールを使った交通情報などの提供
・レース終了後のビデオ放映
・託児所(有料)等の設置

<イベント>
・木曜チャリティピットウォーク:レースウィーク直前の9月27日(木曜日)になかなか入ることの出来ないF1のピットを見学できる。対象となるのは観戦チケット購入者から1000枚(1枚のチケットで2人まで入場可)。料金は1000円で、集まったお金はユニセフに寄付される。

・体感パビリオン:レースウィークの9月28日(金曜日)から30日(金曜日)に設置され、歴代F1マシン、タイヤ交換のデモンストレーション、F1マシンのジャッキアップなどを体験できる

・コースウォーク:1000円で販売される大会記念グッズの購入者を対象に、決勝レース終了後のコースに入れる。

この他にも、地元小学生を対象としたレース見学会、地元からのボランティア募集、サポートレースとして行われるヴィッツとポルシェのワンメイクレースの開催も発表された。

初開催でありながら、非常に充実したイベントや観客へのサービスを期待できそうな富士でのF1日本GP。パーク&ライドによる入場者のアクセス、レースそのものなど、今年最大の注目レースになることは間違いなさそうである。(永田)

http://www.fsw.tv/press/press2007/press_0313.html
posted by Carmode at 18:47| ニュース

信号無視すると自動ブレーキ?

日産は交通事故や渋滞を解消するための手段の1つとして大きな期待をされている路車間通信を使った信号機協調ITS(高度道路交通システム)の検証実験を、厚木のテクニカルセンター構内の道路で開始すると発表した。具体的に行われるのは

・歩行者事故低減を目的とした道路横断歩行者を優先した信号:クルマの交通量が少ない日中に限り、歩行者側を基本的に青にしておくという普通の信号とは逆のシステムを採用する。この場合はクルマの一旦停止を信号が検知してから、信号を変える)

・信号見落としによる交差点での出会い頭事故低減:路車間通信システムを使い、ドライバーへの注意や信号無視をした場合の警告、それでも信号無視を続けた場合にはブレーキ介入の可能性等も研究する)。

・信号や右折車が原因で起こる渋滞の改善:路車間通信を使い、車両の走行状態、進む方向、台数を把握し、信号を臨機応変に変えていく。

といった動きだ。

テクニカルセンター構内の道路を使った実験は、構内を走る従業員のマイカーや社用車などを使って行われるという。実験に参加する方への注意をしやすい点や、素早いデータのフィードバックが出来るといったメリットも多く、合理的だと思う。ITSの普及には道路を使うすべての車両や歩行者に自分の状況を伝える発信機が必要になるなど、非現実的な面も多い。しかし、研究や情報収集を将来別のことで役立つ可能性もありそうなので、ぜひ有用なデータを蓄積して欲しいものだ。(永田)

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070313-01-j.html
posted by Carmode at 16:43| ニュース

フォード、アストン・マーチンを売却

フォードの経営不振が話題となって以来、売却されることを確実視されていたアストン・マーチンの買収先が決定した。新たにアストン・マーチンのオーナーとなったのは、来年からのF1参戦を決め、スバルのWRC活動のサポートなども行っている「プロドライブ」のデビッド・リチャーズ氏を中心としたイギリスの投資家グループ。買収額は4億7900万ポンド(日本円で約1000億円)で、今まで筆頭株主だったフォードも4000万ポンド(約80億円)分の株式を保有するという。今回、プロドライブを中心とした組織がアストン・マーチンを買収することになった背景には、アストン・マーチンがプロドライブとパートナーを組みル・マン24時間レースに出場したことなども関連しているようである。

今後のアストン・マーチンのクルマ作りの方向性については正式な発表はされなかった。しかし、フォードとのつながりは継続されるため、おそらく今までと同様にフォードから供給されるエンジンやベース車両(アストン・マーチンのエントリーモデルであるV8ヴァンテージはジャガーXKベース)を使うと予想される。また、こちらは完全な憶測となるが、来年から始まるプロドライブのF1参戦においてもどこかにアストン・マーチンの名前が使われたり、アストン・マーチンを介して06年までフォードから供給されていたエンジンをプロドライブが使うということも考えられるかもしれない。

今後、アストン・マーチンとプロドライブによる取り組みには世界中から大きな注目が集まりそうだ。(永田)
posted by Carmode at 11:58| ニュース