ただ、スペックを見るとそこまですごくはない。トヨタの1AZ−FSEエンジンはこれより高い出力を誇るし、日産でもXトレイルなどに搭載されているQR20DEエンジンは、出力こそ150psとなっているものの最大トルクは20.4kgmを誇る。新しいエンジンとしては少々物足りないかもしれません。
では今回プレマシーに搭載された新エンジンはどこが魅力的なのか。それは燃費であります。プレマシーの場合、車重が1480kgあるにも関わらず(20Fの場合)、10・15モードでの燃費は15.0km/Lを記録。例えば車重がプレマシーより120kg軽く、かつCVTを搭載するライバルのウィッシュでさえ、14、4km/L。他にもプレマシーより車重が100kg軽く、CVTを搭載しているストリームだって14、8km/L。数字ではちょっとの差ですけど、ライバルの車重や燃費に有利なCVTを搭載していることを考えると(プレマシーは5速AT)、数字以上に大きな違いがあると言えます。
マツダは元気な走りをウリにしていますけど、一方で環境性能だって素晴らしい技術を持っている。マツダスピードアテンザやMPV、CX−7に搭載されている2、3リッターターボエンジンが、ターボエンジンで唯一「SU−LEV(平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成していることからも、環境性能の高さは伺えます。「Zoom Zoom」に隠れてしまいがちですが、マツダは環境性能をもっともっとアピールしてもいいのではないでしょうか。(新美)
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200701/070130.html